2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧
七美ちゃんが、ヤノと付き合うのに首を振らないのは、(ワタシ的には)残念なことに、心理的な優位性をかさに着て、振り回すことで、快感を感じているのではないんですよね。また、あたし以外の女と付き合うなんて我慢出来ないという、潔癖性でもない。 七美…
一話遅れ。 「マイメロ自分に出会う」ともいうべき、「お助けキャラ」として自分自身を呼ぶくだりが、むちゃくちゃ面白かった。「だからなんなんだ感」とでもゆーか、微妙なしらけた間の成立がすばらしい。 自分自身を呼んで、律儀にいっそう滑稽な儀式を執…
この回も、なんと言ってもネガティブ兄弟コントが爆笑ポイント。 「兄弟ラーメン」という名称のカップ麺を道路下の河川敷の護岸で、無駄に豪快に食べている二人の姿からして爆笑。なんでこんなとこで食べるの。 「兄弟ラーメン〜兄貴・塩」は、ヤグルマさん…
3話遅れぐらい? ぱにぽにだっしゅで、傑作OPを連発した、尾石達也さんのOPがこの回から。期待に相違なく、シンボリックで様式的で、むちゃくちゃカッコイイ。音楽演出的にも、OP前半を登場人物のモノローグでつなげる構成がなかなか決まっているので…
偽札製作者争奪戦編その1。 殺して、運が悪ければ殺されて、そういう日常があたりまえ。そんな日常にも、社会が動いていく為の危うい均衡があり、その暗黙のルールに従っていれば、たぶん滅多なことじゃ殺されることがない。 だけど、自分自身の安全が脅か…
なんか毎回同じこと、書いているような気もするけど、シンプルなカタルシス主体の展開で、物語的メリハリが良く、話がガンガン進むのが最大の美点の気がする。 ◇この回は、第三王子クラヴィス殺しのえん罪が人種差別によって作り出される様を描き、その冤罪…
四谷の見せ物小屋界隈でヒトが拐かしにあう事件が相次ぎ、妖夷の可能性を疑った蛮社改所が調査に乗り出す。事件が起き始めた頃に小屋をかけた、見せ物一座にいる、異人の娘と馬に引っかかりを感じる一同だったが・・・・ プロットとしては、そんな話は、実は…
ピョートルの意を受けたマクシミリアンによる、女帝エリザヴェータの暗殺の成功により一転、暗殺の首謀者とされて追われる身になる4人。獄に繋がれていた実力者ベストゥージェフも復権することになり、ロシアは、理想を失った守旧の時代に落ち込むかとおも…
「甲状腺ホルモンのバランスが崩れ、異常な発育を示すことが我々人間にもあります。・・そうです。ここは全てのバランスが崩れた、恐るべき世界なのです。・・・これから30分。あなたの目はあなたの体を離れて、この、不思議な時間のなかへはいっていくの…
超久々の市街ミニチュアが無性に嬉しかったよ。パースペクティブも広くとってあって、ヨカッタ。 特撮としては、鉄骨ビルにメビウスさんが背中から派手に倒れ込むところが一番の見所。街破壊の面では、すこうし物足りないカンジ。見上げる構図が多くてうまく…
ゲームへの没入を表現するための、Aパートの「なりきり演出」は、やっぱり厳しいなと思って見ていたら、Bパートの怒濤の現実への転落、過剰リアルな50歳の末路の作画がすごかった。素晴らしい。 全体としてみると、前回とこの回のAパートの、なりきりで…
1話遅れ。 オヤからの仕送りが半分になるとの通告をきっかけに、アルバイトをしようと少し健全なことを考えるサトウくん。しかし、人前に出ることの困難、体力的脆弱性、学歴的半端さを考えた末に、考えただけで、社会へ関わることをあっさり断念。 自殺編…
双子編3話構成の後編。 シニカルな乾いた演出と物語が、この回もとても良かった。(ちょっとあざとい気はしたけども。) 最後まで悪魔の殺人マシーンとしての記号だけで通すのではなく、その不幸な生い立ち、それ故の殺し合いこそ世界の本質との認識、しか…
中学校編後編。前編のギャグ的ハジケ具合に比べて、非常におとなしめになっちゃった。坊ちゃんギャグもなく、なんか淋しい。 この回は、学校を有名にするために生徒を次々にワームに成りかわらせていた学園長の策謀を暴く・・・・と言うカンジか。生徒は全員…
双子編中編? バラライカの配下が、謎の双子の殺し屋に次々に殺されて、ロアナプラの犯罪組織間は疑心暗鬼で一触即発。賞金を賭けられた双子で一稼ぎしようと、ならず者達も集う。火掻き棒を放り込まれたようなロアナプラの街。復讐に猛り狂ったバラライカは…
あー、なんか今日の気分だと、三角関係、勝手にやってくれってカンジかも。 後夜祭の「告白タイム」って、なんなんすか。中央で盛大に燃える櫓と共に、君たちも薪としてくべたいとおもってしまった・・・・というヤサグレ状態。 私は、こんな純粋な愛情の交…
前回のロシア女帝エリザヴェータの高らかなる国家改革への勝利の宣言を受けて、粛々と改革が進むかに見えたが・・・・・と言う話。 ボロンゾフがデオン一派との直接対決を申し入れてきたという脇筋を置いて、本筋では、前回の高揚を受けて、この回ラストでの…
1966年作品。白黒。 恥ずかしながらウルトラQは、初見。ファミリー劇場で再放送がはじまったので、見てみました。いやー、素晴らしい。 冒頭の流体に乗ったタイトルロゴのゆったりした出現から、もうワクワクですよ。 「ここは、東京と大阪を結ぶ弾丸道…
佳作を連発した1クール作品の、半年おいての第二期第一回。(話数表示は13話。) 私の視聴は、3話遅れぐらいでしょうか。 監督もスタッフも変更がないようで、非常に嬉しい。OPもEDもクオリティもそのまま。 さて、この回は、不穏な雰囲気が、静謐な…
何だか、この回からだけの単なる印象だけど、「問答無用の超越した能力があり、その発動のルールを探りつつ、そのルールを応用して、正しい目的の為に(悪役に足を踏み入れた)間違った倫理観と活用法で、たった一人で「大きな敵」を相手に、知力だけで対抗…
◇ユキアツが、後ろ髪引かれて引き裂かれる対象が、子供と、子供付き人妻だとゆーのが、主人公39歳なんだなー、という作劇のいい面と悪い面が出ているエピソード。 何はともあれ、家族も係累も捨ててふらふら生きてきた男が、魅惑される、係累と子孫がいる…
久々の住宅街ミニチュアで嬉しかった。建物は壊してくれなかったけれど。GUYSの基地の側に、住宅が密集しているとゆー状況は、うー、なんてところに立地しているのでしょうか。 ところで、円盤生物ノーバ・・・・って。オリジナルは、レオに出てきたそう…
3話目にして(たぶん)わかった!コレは、ノリと勢いに任せた「無意味の洪水」で押し切るギャグなんだ。(これが原作どおりなのかどうかは済みません、知りませんが)カナリ、ワタシ好みのテイスト。 1話では、スナコさんの成長物語をギャグを交えてやるの…
やー、相変わらず、ぶっ壊れた話でいやされるなー 特にこの回は、中学校が舞台で、その異化作用がものすごい。いい意味で、目眩がしてきたよ。 ◇もはや、中学にナゼ、神代が転校してきて教室に座っているかなんて、米村さん、理屈考える気もないでしょう! …
実家がタイ焼き屋のカトリさん。古くさい家業が嫌で、パティシエになりたい。ある日、調理実習の時間に自慢の腕を発揮してシュークリームを作ってみんなに振る舞おうとしたところ、計ったようにマイメロもシュークリームを持ってきて注目を一身に集めるので…
押してダメなら引いてみる・・・・ということで、ヤノは戦術を切り替え(といってもその辺の功利的な心理については一切語られておりませんが・・・)、七美ちゃんへのアタックを停止。七美ちゃんはぱたりと自分に構わなくなったヤノが気になって仕方がない…
印象は第一話と変わらないかな。 少年の青臭い理想主義が、悪魔のツールを与えたが為に暴走する話。 そして暴走した理想主義が、多くの人々を殺す結末になることを我々は史上たくさんみてきたんだよねーと思った。 しかし、ツールの設定上、仕方がないとはい…
デオンくん達は、ずいぶんあっさりロシアの女帝エリザヴェータから全幅の信頼を受けるようになり、一芝居をうって、宰相ベストゥージェフが計画し、ボロンゾフが実行しようとした暗殺を阻止するのでした。 なんだか、段取り感満点で、いまいちドラマ的おもし…
この回はカガミンの父がヨカッタ。久しぶりの登場で恒例の壊れた名演技を披露してくれます。 「君は・・・赤い靴の物語をしっているかね。」 (つま先を指し、軽くステップを踏みながら) 「ある少女が・・赤い靴を履き・・・・ダンスパーティに行くだが、靴…
一話遅れ。 前回ヤノに宣戦布告した竹内くん。しかし、七美ちゃんに、思うように思いを伝えられなくて・・・・という話に、ヤノの健気な七美への再アタックな話が絡む。 しかし、どうしても気になってしまうのが、仮にも一人の女を取り合う構図になっている…