2007-01-01から1年間の記事一覧
◇(最近は毎回かなり楽しんでみていたのですが)いや、その、この回、個人的な好みで申し訳ないのだけど、「真面目に」部活すると面白くないかも・・・・と思ってしまいました。・・・ごめんなさい。 #以下、酔っぱらっているので、無闇に貶しモードになっ…
◆またしてもシリーズ全体通しての物語バランスが難しいと思った。 「アザディスタンの内紛を鎮めるには誘拐されたマス・ドラフマディ氏を保護し、全国民に無事を知らせる必要があります。」(ソレスタの現地司令官を兼ねるらしいワン嬢) ◇今まで政治的な勢…
◇1話遅れ。 ◆幽界(かくりよ)の存在が、現実世界のフツーの一般人の目に見えるという初の展開。 また、その「神霊」を、かって幼い頃、姉と自分を拉致した「スクア」という男と比定した古森くんが、「魂抜け」仲間の二人を誘って退治するというカタルシス…
◇2話遅れ。 ◆この回は、ラスト、薄暮も遅い時間、心細い夜道で光に包まれビジョンを見る「トリップ体験」をし、なおかつ空に浮かぶ光の円盤を、畏れに我を失いながら見つめ、タクシーの後部座席に体をうずめるカウンセラーの平田先生のシークエンスがとって…
◇この回は、練習試合相手の剣道部での、緊張感溢れる練習風景の結構な持続から始まるのだけど、最後は、(主人公達の高校での)練習試合の開始とともに「冒頭から持続している緊張を抱えた新入部員の心が緩む瞬間」を演出することで、「何か楽しいことが起こ…
◆今まで気がつかなかったのですが、どうやらティエリアさんの中のヒトが絶望先生でした。 冒頭、シチュエーション的にも口調的にもドンピシャで、「絶望した!こんな戦術予報士のいるトレミーに絶望した!」的な後ろ向きな駄々をこね出さんばかりの言動に大…
◆Bパート最後、突然、銀河万丈さんがしゃべり出してびっくりした。谷口悟郎監督猛プッシュといい、ちょっと無茶な押し込みだなあと思ってしまいました・・・ 作品カラーに合わないような。 本編最後が一体なんのパロディだかさっぱりですが、予告は脚本&万丈…
◇1話遅れ。 ◆主人公三人が体験する「魂抜け」や中嶋くんの両親への違和感、神霊の満ちる世界を幻視することが、短期記憶を司る「海馬」、悪感情の源である「扁桃体」や「前頭葉」などの脳の器質的な損傷など、物理現象や化学的な合成作用に起因するんじゃな…
◇試合描写を(ほぼ)すっ飛ばす潔い構成。私が見たいのは、熱血剣道アニメじゃなくて、ダラダラしたゆるーい登場人物たちの日常と、時折混じるコジロー先生の悔恨と長続きしない熱意なので、この演出のノリは非常に嬉しい。(特殊な望みだったらごめんなさい…
◆色々メリハリついて面白かったが、シリーズを通して説得力のある戦力バランスを描くのって難しいなぁ・・・と思った一編。 ◆ソレスタルビーイング側が受け身に回った初めての展開だとはいえ、超兵器4機が(あれほど無敵を誇ってきたのに!)弱々しく敵に押…
◇1話遅れ。 ◆冒頭、「魂抜け」した身で、あっけらかんと山中、放浪のおっさんと自然に会話するのに度肝を抜かれた。 こういう素直な展開と、音演出と場面の積み重ねでフェイントかけまくる(しかも、演出と話の進み具合が微細すぎて、むしろ訳が分からない…
◇最終回。 ◆私達は、失われたものは戻らない、一回帰性の世界に生きている。しかし、忘れ得ぬそれらは、私達の心の中にいつまでも生きつづける。 だけど、失われた対象、心地よい思い出に浸り続けるのは人間の存在を危うくする。 だから、それらを断ち切る必…
◇面白かった。ソレスタルビーイングが受け身に回って責め立てられる展開は初めて。特に後半はスピード感も緊迫感もあってよかったんじゃないでしょうか。 ◆冒頭のナレーションによれば、ソレスタが武装蜂起して4ヶ月。60を超える武力衝突があったと述べら…
◇2話遅れ。 ◆安定と不安定のバランスが面白い。 ◇不穏な生育環境や現在の状況を抱える主人公3人。そこに足を垂らした場面について、不安定な音による不穏な空気の演出がなされる・・・というのがこの作品のこれまでの中心を占める演出トーンだと思う。 だ…
◆なかなか慣れない小売り店員のバイトで、剣道の素振りに模した気合いで「いらっしゃいませ!」の声を振り絞り、それを客に見られて照れるタマちゃんがカワイイっ!・・・・・・と、この回の感想はこれ一本でいこうと思っていたら、Bパート!スーパーでの<…
◇ああ、癒された。この回は、ギャグと日常芝居がいいあんばいでいい話だった。無口なタマちゃんの初めてのアルバイトの話。 新しい体験で、世界がキラキラした新しい様態を見せる・・・みたいなラストの演出もしっとりとした落ち着いた感じで良かったんじゃ…
◆・・・えーっ、これで終わりなの。この後の泥沼化していくところは、スルーなのかしら。(次回以降フォローしてたらごめんなさい。) ◇しかし、どこへでも出張っていける超兵器4つと、あまねく情報を収拾し「正しい判断」を下すカンペキな諜報組織と情報網…
◆この回は、(諸星風の)ミチコを含めた、いわば「黄泉の国」のビジュアルが素晴らしい。「黄泉の国」へ「死人」を連れ帰りに行ったヤサコは、この世界が作られた核心に迫っていく・・・ ◇猫目とオバチャンが真相をボロボロ語る中盤から、コイルドメインの崩…
◆この回は、オトナ達にいびつなものとして否定された仮想世界での体験が、デンスケの死を媒介にヤサコの中で静かに咀嚼され、やがて力強くその存在を主張し始めるという展開がとってもカタルシスがあった。 ◇母親が(イライラする善良な鈍感さで)やんわり遠…
◆冒頭の、洗脳だか教化だかされた子供が親殺しをするというセツナくんの過去を、いや大袈裟な・・・・と思ってみていたら、うう、違うんですね。 ググって見ると、第三世界の民族紛争で、「少年兵」が前線に配備されることが、現代世界の問題になっているこ…
◇<タマちゃん>vs<コジロー先生の先輩>というアンバランスな対決を柱に、ギャグ的にも、ドラマ的にも、バランスが取れた好編。面白かった。 ◆この勝負、大のオトナが小さな女の子と本気で勝負するという非対称性が際だつのだけど、それだけにタマちゃんの…
◇いやあ、盛り上がるなあ。燃えた。 「メガネで見えるものなんて、・・全てまやかしだ。もうメガネなんて捨てろ。・・そして手で触れられるものだけを信じるんだ。・・・さもないと、私のように、・・メガネに殺されるぞ。」 ◆◆こういう、存在しなかったもの…
◇面白かった。 ◆第3話の無意味な鉱山攻撃に突っ込みを入れた脚本の愚直さに感動した。 ヘンに媚びたキャラクターと、無闇に強くてポーズを決めるガンダム達と、行動と成果を無理矢理直結させる展開が目立つけれども、これはこのシリーズを成功させる為の手…
4話まで見てきたけれども、いやあ、ダメだなあ・・・・ ◇脚本的にイマイチでも、ミニチュア特撮的に見応えあれば、全てが帳消し・・・・というのが、これまでのウルトラシリーズの私の見方だった。 しかし、このシリーズ、脚本は古典的(古典的というのは悪…
◇4話遅れ ◇ホームレスじゃなくて、ホープレスという概念が定着している未来世界をつくっちゃった製作陣に微笑み、湾岸の情景とビル群を貧乏なまでに徹底的に活用したドラマパートばかりの本編と、強引にハナシを進める省力脚本に脱力。・・・・・と思ってい…
◇5話遅れ。 ◇徹底的に東京湾岸の未来的都市情景を活用する低予算ぶりが涙を誘う。俳優三人ぐらい雇って湾岸でカメラ回して、ちょいちょいとCGで飾っているだけの気が・・・ 後半の現代人の寂しさみたいなところへ落とす落としどころはかなり好みだったの…
◇6話遅れ。 ◇ブレードランナーみたいな世界で、記憶をなくし、エイリアンハンターと定義されたイケメンが、セブンっぽい何かに変身してエイリアンを倒す話。 ・・・・セブンである必要があるのかと、迂闊な私は激しく思いました。
◇いいなー、面白かった。 こういうグタグタ感満点で癒されるVSモノはなかなかお目にかかれない。 前回に引き続き、練習試合の相手の生徒達のちゃらんぽらんなキャラ造形がすごくヨカッタ。 コジロー先生もすごくいい加減で素晴らしい。 ◇ところで、主役達…
◇面白かった。 ◆いままで丁寧に描写されてきた3人のキャラクターの、死に直結する原体験的コンプレックスが、湖底から再び現れた廃墟の病院で異界への道を開く。 ◆死に関わる会話を交わす3人を描写した、いつものように低体温で淡々とした状況の積み重ねが…
◇1話遅れ。 ◇この回は、コジロー先生の<勝負>の相手の先輩の、その教え子達の分かり易いダメ人間ぶりの連投に癒された。やっぱりこうでなくっちゃ。 超個人的な好みだと、試合とか真面目な部活の様子や、青春ドラマ風の付置よりも、ダメでゆるーいカンジ…