2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧
中学生ハルヒが、父と共に桜蘭高校の入学手続きにやってくるところからはじまり、待合いで見つけた、不思議なウサギを追いかけて・・・・というタイトルどおりのゆめうつつの話。 夢の中で浮上する現実の反映は、普段どおりのメインキャラクター達の残像であ…
恐怖、密室に待ちかまえるクワガタムシ・・・・・・・なんか、爆笑しちゃった。大まじめにやっているけど、状況がバカすぎて、楽しすぎる。 気にくわない人間は部屋から追い出して、ドアが閉まる様子を見つめるクワガタは、まことに味有りすぎ。 ところで、…
第10話の続き。 タイトル通り、涼宮さんのメランコリックな、(中学生とか高校生では良くあるような気がする)「ワタシは世界にとって、特別な存在じゃない」という悲観が、(無意識であるにせよ)究極の駄々こねである「世界の破壊」に向かう、荒れ果てた…
本編同様、セットシーンも川沿いの田舎風味。藁葺き屋根の小屋、狭い車道に屋根付きバス停とお地蔵さんが向かい合っているところが印象にのこったかな。 しかし、第八話からずっと、山野が舞台で、ああ、街の破壊が見たいよ。 話は、トリヤマ補佐官が、危険…
うーむ。さんざん、全ての勢力が、てんでバラバラで行動して、論理的じゃない、関係性の物語が成立していないと文句言っておいてなんですが、サヤ、カイの一党、シフ達が、一緒に戦っている、この構図は何?と思ってしまった。 誰かが一緒に戦う状況を作ると…
無風状態で飛行できないセンツォン号で過ごす数日、リルの生々しい生活行動と、ビンセントに対する生理的なイライラ描写がキモの回。リルの四角四面なキャラクターが、崩れていく様子が非常に可愛らしく描かれてます。 リルの肉体的実体感がリアルで、素晴ら…
あー、ハニー先輩の寝起きと汚れたうさちゃんをめぐるくだりの、いつに増してシンプルでバタくさく濃密なギャグ演出が素晴らしい。ギャグとしてはべたべただけど、勢いと画面設計と丹精な作画が行き届いていて、かなり面白かった。 話は、遂にハニー先輩の、…
学園祭の書き割りでない立体感が素晴らしい。これだけ作り込まれた文化祭演出のなかで、いつものこのシリーズのノリと違う、淡々とした演出と話から、ワタクシ的に浮かび上がってきた感情は、静寂と孤独だったのでした。 斜に構えたやさぐれ高校生男子として…
この回のワタクシ的ツボは、前景のロープウェーと、トンネルの切断かな。セットは、若干の渓谷風味とかも感じられて、後一押しでダム手前での渓谷戦が上手く表現できたんだけどな。惜しい。 まずは、遠景で、メビウスさんと青ウルトラマンが戦っている手前で…
なんだか、物語的にじれったい停滞期に入ったカンジかな。派手な転回点に向かう前に淡々と要素を付置していっているのでしょうか。 デビットおじさまが、研究施設に忍び込んで、人造翼手の製造現場を見せたり、サヤとジェイムズの対決の見せ場があったりする…
素晴らしい変則回。最初は、何事かとびっくりしたけど、ちゃんとこのシリーズのツボははずさず、抑制がきいていて、かなり面白かった。物語世界のパースペクティブが一挙に広がったし。 さて、話としては、世界の復活のために世界に放たれた300体のプラク…
殺人メイド編の3話構成の後編。 浪花節的な物語の回収で、浮力がつきすぎて、着地失敗。ってカンジかも。 レビィのこれまでの人物設計だと、手負いの獣となったら、もう、相手を殺すまで終わらないというのが、自然な物語だと(わたしは)思ったので、最後…
あはは、バカすぎる。特にBパートのタマキ先輩が、マネキンを心の目でハルヒさんに比定するところの、大げさな演出が爆笑。 画面設計とギャグの切れ味が素晴らしい。 ところで、猫澤先輩が、なんだか、もはやSFとか伝奇の領域の人物設定のような気がするの…
冒頭の、宇宙艦隊戦なりきり演出を見た瞬間に、気分的にかなり引いたけど、キチンと面白くなっているのはさすが。 妄想のなりきり大風呂敷と、チマチマした日常をいったりきたりしてくれて、普通なら絶対(ワタシが)しらけて放擲するような構図の演出を、優…
一年ぐらい前にBSでやっていたやつの地上波放送本年4月開始分を今頃消化開始。 言わずと知れた「七人の侍」のSF翻案モノ。 本当なら、原典といろいろ比較したいところだが、ギンレイホールで見たのは、もう十年以上の遙か昔だな。当時、毎年年末にやっ…
兄の柊センパイに対抗すべく、潤くんが、クラスの女の子を物色し、デートする話・・・・・この回は、女の子キャラの魅力で見せているカンジ。 別段、ワタシ好みの毒があるわけでもないのだけど、最近、ことのほか疲れているので、2次元の魔力に引き寄せられ…
この回も、街破壊と街ミニチュアを、こよなく楽しみにしている身としては、イマイチ。3回連続で、山野じゃ、つまんない。 しかも、今回は、孤島での作戦なので、このシリーズで一番ぞんざいなミニチュアでがっかり。 その分、メビウスでは初のCGウルトラ…
じいや、いいなー 我が儘ほうだいのぼっちゃまを、怒ることもなく、黙って微笑んで見守る。 「生まれて初めての買い物だ。買い物でも頂点を極めてみせる」とバカなことを言っている神代さんに微笑み、たかが肉屋での割り込みと買い占め発言でトラブルを起こ…
ドラマ的に焦点が当たり出したら死期が近い・・・ってシフの皆さんは、元々悲劇要員ですしね。しかし、今回もドラマすらロクになく、お亡くなりになった方が2名・・・・カワイソすぎる。残り3人になってしまいました。 しかし、吸血鬼モノ的には、シフ的悲…
19世紀のイギリス、ラファエロ前派のミレイによる、ハムレットの、死せるオフィーリアを題材にした絵画「オフィーリア」のイメージを、もうそのまんまで、キー・ビジュアルに据えています。 もう、10年も前になるけど、ワタシ、魅入られるように、テート…
12話に刺激されて、久しく中断していた、子供の頃以来のセブン見返しを再開。 宇宙人の侵略を回避するため、地球と月をバリアですっぽり包む「プロジェクトブルー」。その計画立案者であるミヤベ博士にせまる、「宇宙の帝王」と自称するバド星人の魔手・・…
前回の続き。酒場で、殺人メイドが銃撃戦。さらに、不死身の生命力で追いかけてくる話・・・・・・・。 その状況からして既に、十分バカすぎるけど、ノリノリの銃撃戦演出と、ターミネイター的カーチェイスで、バカバカしい状況が突き抜けた結果、かえって、…
・・・・えーと、とりあえず爆笑しておけってカンジですか。せっかくいいカンジの悪党物語に、メイド風の出で立ちをした女兵士登場・・・・。 まあ、前回の眼帯悪徳シスターとか、コレまで登場した悪党の漫画的なキャラクター設計を見ると、この延長は想像で…
前回までの前編中編後編を承けて、ロックが、意外な芯の強さで、レビィの荒んだ世界認識に立ち向かう話。二人の間のわだかまりと弛緩、緊張と対立が、メリハリ効かせて、カッコイイセリフと共に提示されると、もう、引き込まれるしかない。面白かった。 しか…
あー、面白かった。 Aパートの貧富の差ギャグが、いい具合に炸裂。加えて、(普段から切れ味がいい画面設計だけど)いつに増して、テンポとタイミングの良い作画と画面構成がギャグを増幅してます。これは桜井さんのコンテのおかげでしょうか。 しかし、Bパ…
バカバカしくも大げさに、マジメにSFっぽくやっているところに、日常視点からのキョンのツッコミが、もーおかしい。彼のツッコミなしには成立しないシリーズだと思ったり。 この回は、(冒頭で、教室の机でぐったりしているハルヒさんを構っていた)優等生…
前々回のマイメロパパといい、役に立たない助っ人シリーズ。 クマが、フットサルの試合で、そのどんよりした言動の通り、何の役にも立たず、たつという気概もなく、バナナの皮で試合の妨害をする為だけに出てきたってのが、悲しすぎ。結構笑った。 しかし、…
この回は、主人公に対置する、大金持ちのオレ様キャラが新登場。ZECTのミサキ女史と司令官氏が、突然怪盗やり始めたり、マンガ風ディフォルメ路線を突っ走る。 米村正二さんの、ギャグと強調せず淡々とギャグをやる路線が非常にワタクシ的にはフィットし…
ツインテール様がせっかく再登場したのに、イマイチぱっとしなくて残念。今回は、陸上で暴れさせて上げていることだし、顔の前に合成で人間を配置するとか、ツインテール様を最も怖く見せる見せ方を工夫して欲しかったよ。 ツインテール様、グドン共々、いい…
繭での眠りから覚めて、2年程度。 1年の行方不明の後、霧のロンドンに現れたサヤの心は、義父やリクの死などを経過して、ある意味成長し、今や、固く閉ざされた状態。 話かけるカイにもとりつくしまはないが、空腹と疲労から、とりあえず倒れるって展開。…