■ウルトラマンメビウス12初めてのお使いs川上英幸d&特技d鈴木健二

本編同様、セットシーンも川沿いの田舎風味。藁葺き屋根の小屋、狭い車道に屋根付きバス停とお地蔵さんが向かい合っているところが印象にのこったかな。
しかし、第八話からずっと、山野が舞台で、ああ、街の破壊が見たいよ。


話は、トリヤマ補佐官が、危険カプセルの運搬という、「お使い」でしでかす、失敗の話。ヒトも組織も、「一個ぐらい」足りなくても気にしないという、おーらかなノリで、トリヤマのおっさんはともかく、一応武装組織なんだから、数量はキチンと管理してください。
あと、どこに届けに行ったのか描写が無くて、若干気になったオレは、だめ人間。(山奥に、処分する研究所みたいなところがあるのでしょうか。)


◆◆以下メモ◆
・「いよいよ、総監とご対面ですね」という、総監に一回も面会したことないらしい、トリヤマ補佐官と、マル秘書。総監室入ってみたら、ミサキ女史がいて、総監は留守だという。
・総司令官の顔すら知らないという、えらい硬直した組織だなと思ったのですが、これは、総監が実は思いがけない人物だってことでしょうかね。サコミズ隊長が総監とか、実はミサキさんが総監だったりとか。


・コダイゴンって、なんか微妙に記憶が薄い。ググったら新マンでした。
・恵比寿様が、カプセルのメテオールの気体をすって巨大化して暴れるのでした。手に持っている魚が「ショーバイハンジョー」とか叫んでいて、微妙とは思いつつ結構ワラッタ。


・「確か、以前はコダイゴンを作ったグロテス星人を倒したらもとにもどったんですよね。」
「てことは、今回は・・・・」でトリヤマ補佐官を見る一同・・・・これも結構ワラッタ。



・あと、何の脈略もコミュニケーションもなく、メビウスのピンチに青ウルトラマンが突然登場するのはどうかしらと少し思った。まあヒーローはピンチになったら登場するものだけどさ、ちょっと安売りしすぎかなと。


・OPで、メビウスが夕景の中戦っている、音楽にあったいいカンジの燃えるシーンが、メビウスと青が共に戦うカットに差し替えられていて、ちょっと残念。