2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧
◇脱獄囚ミチコの、徹底的に雑な性格と粗暴さと、何よりも「アタマの足り無さ」を、タイムリーなディテールで、最大限に魅力的に演出(笑)。彼女が誘拐した少女ハナちゃんのシニカルて他人行儀な突っ込みが絶大な威力を発揮。とっても和みます。素晴らしい。…
◇ミスター・ブシドーのいでたち(この愛称と格好で、むしろ喜々として「生き恥」をさらしているような・・・)と、スメラギさんのエロ衣装にメカのおっさん以外興味を示さない様に爆笑した!あと、スメラギさんにふられたカタギリの恨み骨髄も。 ◇このままネ…
◆どうも第二期は、話のぶっとい柱が(今のところ)主人公サイドに見えないよね。すごく物語として弱くなったような気がする。 ◆第一期は、イオ爺の「世紀を超えた理念まみれの超巨大計画」が冒頭どーんとぶちあげられ、「戦争根絶」という念仏を唱える原理主…
◇ああっ、もう堪らないな。しびれるな。麻薬的な魅力。 ◆このシリーズは実に寡黙で淡々としているけど、滅びつつある荒涼たる世界と、陰々滅々とただひたすら暗く悩み続けるキャシャーンの生み出す切実感が、実に、まったく味わい深い。 ◇表面張力いっぱいに…
◇素晴らしい。この回も秀作回。 ◆キャシャーンの嗚咽と苦悩と沈黙、ゲストキャラである「人間」アコーズさんのキャシャーンへの語りかけ(キャシャーンは寡黙なのでほとんどモノローグだよ)でつなぐ、静かで淡々として内省的な低温演出。そして、あくまでも…
◇1話の発端と比べて、だいぶん変奏されてきました。 ◇カナコの様態を気遣って次々に駆けつけるカナコ周辺の人々。うーん、あからさまに空気を読まずに嫌みを言ってのけるヒトを代表として、何となく怪しいヒトたち大集合。 私の嫌いな推理小説の結構になっ…
監督:中村亮介 シリーズ構成:村井さだゆき 原作:京極夏彦 ◇どういうワケか、京極夏彦さんは全作品をスルーして生きてきたので、どこまで原作に依拠しているのか、ノリに沿っているのかわからんのですが・・・・先の期待できる耽美的でスリリングな第1話。…
◇前回、義経弁慶から始まったはずが、冒頭の幕末、ラストの未来と、それぞれがシームレスになるようにエピソードのつなぎ目を意識的に省いたトリッキーな作りなのかしら?あるいは、過去現在未来が関係なく並列に存在しているみたいな主人公の世界を描いてい…
◆秀作回。 ◆かっては人類を支配していたというロボット達。人類がどこかへ消え、ロボ達にも「滅び」という現象が訪れるようになると、有限の生にせき立てられてマッドマックスな生存闘争時代が到来した・・・・。一方、滅びをそのまま受け入れようとして人間…
監督:山内重保 シリーズ構成:小林靖子 ◇わたしの大好きな、素敵にくらーい雰囲気の終末SF。 ◇人類がいなくなったロボットだけの滅び行く世界の中で、一身に憎悪を集める存在があった。その名は、キャシャーン・・・・みたいなカンジでしょうか。 ◇荒涼と…
監督:荒木哲郎 シリーズ構成:藤岡美暢白戸勉荒木哲郎 ◇面白い。 ◇鳥も通わぬ山中奥深く、怪しい美女が住まう屋敷。追っ手から逃げ続けている源義経と弁慶主従は、彼女の屋敷に一夜の宿を求めるのだった。しかし、禁じられた秘密の部屋をのぞき見た義経は、…
◆うわあ・・・・なんていうか、その、あの、えーと・・・雑なシナリオだなあ、としかこの回の感想が出てこなかった。ごめん。 たとえば、いくらなんでも、ロックオン弟を仲間に引き入れるのにもっと必然性のあるエピソードをつくれよ。脚本、楽しすぎだよ。 …
◇1話遅れ。 ◇細かいことはどーでもよくて(刹那が5年間、ひとりでエクシア抱えてどー暮らしていたとか、ティターンズみたいな組織の主催する何だかわからん肉体労働拷問とか、乙女座に生まれてよかったとか、薬中ルイスとか)、燃えるロボ戦が、やっぱりこ…
監督:山本沙代 ◇素晴らしい。今期のアニメはまだ殆ど消化していないのだけど、今期の一押し。 ◆この回は、クールな子供のたどたどしい一人称語りで、ひさびさに「どストレートな継子イジメ」を語っていて、それだけにグッとくるものがありました。 ◇最初は…