2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧
◇ううう、どんどんワタシ脳内基準ではダメになっていくような・・・・。(不遜でごめん) 話の軸も、キャラ群の性格も対話も関係性も、仕草の付け方(過剰なギャグ仕草が浮いている・・・)も、そして何より日常のリアリティも弱くて、じゃあ物語を引っ張っ…
◆科学の力をお題目にした理知的なノリの、あしゅら男爵誕生の手術の逸話がコントにしか見えなくて困った!爆笑してしまったよう。・・・・これはこれで楽しーけど、ここは、一片の理性もないような、勢いだけのムチャなノリで突っ走るのがわたしには良かった…
◆ショックだ。私のライフサイクルの中でも、手塚治虫先生が亡くなった時よりもショックだった。 ◇あまり読書量の多い方ではない私の中高時代は、栗本薫先生とともにあったと言っても過言ではない。全人生を通しても、一番多くの作品を読んだ作家は栗本先生を…
◇うう、だんだん話が輪をかけておおざっぱになってきたかも。 ◆失踪したヒロインのサキの友達を求めて、滝沢くんが同じセレソンの変態女社長の居場所を突き止めて、妨害をかいくぐりつつその元へ向かう展開、直接対面ののち女社長逃亡と、「金さえ積めば、如…
◇2話遅れ。 ◆何故かザンバニ号に特別室を与えられて同乗している「物思う先達」天心様に、教え導かれて主人公アキユキがザムドと共存していくことの意味を考えるとゆー話。 ◇・・・なのだけど、天心様は、「ザムドがどう思っているかを考えよ」とアキユキに…
◇くろがね屋のおかみがいいなーっ。このおばさんいいキャラだ!この回はこのおばさんの男前さにつきる。 「ばぁかやろう。余計なことしてくれたねえ・・・。このガキ!」 ◇裏返せば、主人公のはずの兜コウジは、もうずーっと良いところ無し。状況に流される…
◇2話遅れ。 ◆擬装国際郵便船ザンバニ号に収容された主人公アキユキが、自分がザムドになってしまったという事情を一切理解せず、誰も説明せず(誰か説明してやれよっ!と激しく思ってしまう)、家に帰る帰るいっていたら、熾烈な船長の折檻がきっかけになっ…
◇あー、すがすがしいな。癒される。あだち充の青春野球妄想!いろんな物語パーツに既視感があるのだけど、カタルシスを生み出すべく配置されたシンプルな物語世界の描線が、躊躇うことなくものすごく太くてまったくぶれない。 きっちり物語に引き込まれてし…
◇・・・・おおう、微妙路線を驀進しているなあ。困ったよう。 ◆ただ、考えようによっちゃあ、面白いのかも。仲間内のゆるゆる馴れ合い物語と、キチガイ女の性犯罪の、それぞれが存在する現実のレベルの著しい落差。 この二つの現実レベルは相容れず、どちら…
◆エドの義手を修理するために、エドとアルが生まれ故郷のリゼンブールに帰る話。前半に、賢者の石の研究をしていたマルコーさん登場。悪魔の研究と言って躊躇いつつ、その資料の在処を教えるのでした。 ◆なんだか、一度たどった道を、再度たどることの不利と…
◆この回は、ビニールシートを被せられた、座礁したみたいなマジンガーがすごく絵になった。荒唐無稽とリアルをこのワンショットですごく近づける力があるんじゃないかと思いました。今更だけど、脳みそ部分が着脱自由な操縦飛行機ってのを考えついたのってす…
◇2話遅れ。 ◆すごいなあ。キャラも怪獣もうごくうごく!特に、怪物と化した幼なじみの主人公を主人公と認識し、必死にその無事を祈って追いすがる同級生の女の子の回し蹴りとか、健気な追跡行が素晴らしかった。・・・・入魂のスカートひらり作画とか。・・…
◆うーん、スピードグラファーみたいな空想の大金持ちの放蕩と変態風味が・・・。そうか、今のところこのシリーズで感じられる微妙感、何だかユニークなことをやっているようで、どこか芯が無くて、ピントを外してるカンジがするのって、GONZO風味なんじ…
◇この回はいいなあ。すごく好き。 ◆じっくりとした手つきで描く日常の時間の運行。大晦日の日の、死せる幼なじみの家、父母が外出で不在の日に、彼女の末の妹が熱を出した一日をゆったりと描いていきます。 ◇この回が優れた青春妄想ファンタジーなのは、死ん…
◇1話遅れ ◆中学3年である主人公が、高校に入ったら野球を再開することにあっさり同意し、あまつさえ秘密特訓を始めるという展開がまったく納得できないよう。 そのあたりの心理的な葛藤だとか、級友とのやりとりも一切描写されていないのだけれども物語的…
◇2話遅れ ◇主人公が中学の野球部に入らずぶらぶら空虚な青春をすごしている理由が、すごくあっさり語られてガッカリしたのだけど、これはひょうひょうとした主人公の自己韜晦であって、あとで煩悶だとかが語られるといいなあ。 ◇という肝心の部分にすっきり…
◇3話遅れ ◆幼なじみ世話焼き女房若葉の死を抱えた主人公と、若葉の死を抱えた彼女の妹青葉。それぞれが死んだ若葉のことばを思い出しながら現在を生きる。 ◇主人公は、彼女の彼に寄せられた過大な期待と現実とのギャップに黙ってひょうひょうと耐える。この…
◇クロスゲーム ・原作:あだち充 ・監督:関田修 ・シリーズ構成:土屋理敬 ◇4話遅れ ◇(私にとっては)超ダークホース。すごく良かった。 ◆今期の新作をチェックする中で、原作付きやオリジナル作品問わず、私個人の好みからはずれた死屍累々の中に、初め…
◇冒頭のエドの悪夢「お母さんはちゃんとつくってくれなかったのね?」が、ほほえましい日常風景をしっかり押さえた上でのトラウマ度が高い作りで素晴らしい!とか思ってしまった私はこころが穢れていますか。 ◇また、リオールの街の内乱のモブシーンに力が入…
◇うーん、変わらずテンションは高いが、遅々として進まない展開が気になりだしてしまったよう。 ところで、口から放たれるルストハリケーンという必殺ワザが、なんか臭い息を吐き出しているよーな間抜けな雰囲気で、あんまりヒーローロボットらしくない。
◇東のエデン ◆作中世界は現代日本の世相と同等と設定されているようなのだけど、この回、具体的に「何を」という明言無しに、日本はまるごと「救う対象」としてあると高らかに宣言していて、その理優先の作りにちょっと引いてしまったっす。 ◇現代日本に生き…
◇ああっ、ごめんなさいっ・・・やっぱり私、前シリーズの呪縛を逃れてこのシリーズを見ることができないや。 ◆この回のエピソードは、前シリーズでは、ただでさえ悪趣味な悲劇的素材を、徹底的にに後味を悪くするようにチューニングしたシナリオと演出でした…
◆あしゅら男爵の道連れで爆死にしか見えないのに、実は脱出してました・・・というのに代表される細かいことに拘らないシンプルで力強いノリ優先の作劇がやっぱり今川監督。重厚感を伴ったクオリティの高いノリが素晴らしい。 あと、お堂の仏像に仕込まれた…