■僕等がいた16・・・s小川みつきc大地丙太郎d高島大輔g西位輝実薗部あい子

あー、なんか今日の気分だと、三角関係、勝手にやってくれってカンジかも。
後夜祭の「告白タイム」って、なんなんすか。中央で盛大に燃える櫓と共に、君たちも薪としてくべたいとおもってしまった・・・・というヤサグレ状態。
私は、こんな純粋な愛情の交流よりも、ヤマモトさんの、ちろちろした暗い情念を眺めていたいんだとあらためて思ったのだけど。


それはともかく、竹内くんが、友情と恋情という利益相反の感情を比較して、友情を取ったのは、冒頭のヤノのかけがえのない友人という「告白」が、ボディーブローのように効いているに違いない。
(その後の教室監禁とゆー洒落にならない展開が、あんまり竹内くんの心理的なマイナス材料になっていないのがイマイチ納得いかないが)攻撃は最大の防御であるってことでしょうか。


また、「告白タイム」で逃げ回る七美ちゃんを追いかける二人の殴り合い寸前の状況はあったものの、相手を貶める感情のぶつかり合いの修羅場といえるものではなく、(ワタシ的には)非常に残念。(そう、これは純粋についての話なんだし。)
竹内くんは、七美ちゃんの(二人の内どちらを取るという)決断はしていないけれども、一方に傾いた天秤を察知していて、不利と悟るや、自尊心を保つ為に一挙にヤノを支援するという行動に出たとゆーふーに、汚れた心で思って見た。


あと、私の汚れた心の目経由だと、七美ちゃんがこの「告白タイム」日よりになんの心の準備をしていないという表面の言動に、彼女のカマトトぶりを見てしまい、死んだ彼女について洗いざらいしゃべるのよというヤノとの復縁の条件について、七美ちゃんの嫉妬深さを見てしまいました・・・・・・・・・・・私、だめだ・・・。


◆◆以下メモ◆◆
・竹内くんは、ナゼ女子便所に隠れている七美ちゃんがわかったんでしょうか。
「ずるいよ、逃げるなんて。・・何でかくれたりするの。・・高橋らしくないよね。・・出てきなよ。」
「だって、答えが見つからないから。・・何が一番いいのか。・・何が最善なのか。泣かなくて、済むのか。・・幾ら考えても分からないの。・・あたしもう傷つきたくないし、だれも傷つけたくない。」