2006-01-01から1年間の記事一覧
◇この回での宰蔵は、アトル編のエピソードと同じ立場かな。少年少女の潔癖性として、「汚いオトナの世界」を厭い嫌うスタンスだったのが、ユキアツに教え諭されて、ものごとを曖昧にオブラートに包んで見過ごして、生きていく「オトナの生き方」を悟る・・・…
一話遅れぐらい? さて、この回は、(色作りはともかく)画面的には、かなり普通のアニメっぽかったんじゃないでしょうか。 アイキャッチの過度の挿入とか、それなりに画面を演出しようという意志は見えるんだけどなあ。なんでかなー。 思うに、いちに場面の…
3話遅れぐらい? この回は、エロゲー作りはともかく、ちゃんと青春モノしているのがヨカッタ。 ヤマザキくん、いいキャラクターだなあ。人に決められた人生に嫌悪を抱き、自分で自分の道を切り開く為に、自分で働いて学費を貯め、自分の意志で東京へ出てき…
冒頭のレンゲさんのちらり寿司以外、ギャグがほとんど無い真面目に話を推し進めようとしている回。 ネガティブ兄弟コントも微少で、神代さんも(ほぼ)真面目で、がっかり。もはや、この話のギャグ無しには、淋しい想いをする体になってしまったことに愕然と…
2話遅れぐらい? この回も画面的には大人しかったかも。 ただし、ぱにぽにでも頻出した意味のないアイキャッチのむやみやたらな挿入が、リズムを作って・・・・・いるのかな? コレをやるんだったら、アイキャッチをぱにぽにみたいに作り込まなくちゃあ・・…
3話遅れぐらい? この回は、比較的画面が大人しく(それでも大層な凝りようだけど)、バトル中心で、ギャグが少ないカンジで(個人的には)少々物足りなかったかも。。 そんななかで、謹厳実直でインチキくさい年配の先生(タカミチさん)が、意志も目的も表情…
一話遅れ。 なんかよく言えばダイナミックな話、悪く言えば、ルルーシュの本筋物語を強力に進める為に、強引に状況を作り、キャラクターを絡ませるアバウトな話だよなあと思った。 ・・と文句は言うけど、ドラマの起伏は、相変わらずカッチリしていて面白い…
この回は、この物語の「世界構造」の一端が、稲荷神社などの民間信仰と絡めて、ちらりと見えてきて、物語に奥行きが出てきたのではないでしょうか。面白かった。 また、ユキアツが主人公らしく積極的に先頭たって動き回り始めて、(その精神的な理屈はともか…
◇女子高生が覚悟を決めてヤクザの組長になるとゆー、どこかで聞いた安定した定型の物語を背負って、彼女率いるヤクザと、バラライカ軍団の仁義なき死闘とゆー、これまた定型の物語に落ちるのかと思いきや、第三の勢力が現れて、話がずれていくのはさすが。 …
いや、覚えてますとも。第7話で鮮烈な印象を残した、ひたすら高笑いし続ける豆腐屋のオヤジが再登場!今回は、ネガティブ兄弟+神代さんとそろい踏みして、無性に嬉しかったデス。 肝心のネガティブ兄弟コントは、この豆腐屋のおっちゃんと絡むところはとも…
今回の見所は、イギリス外交補佐官ロバート・ウッドのさりげないズラ描写!! ・・・・ああ、つかれているなあ。なんで会社様のためにこんなに尽くさなくちゃならんのか。・・・・はあ。愚痴はイカンですねー。 ◇さて、というのは冗談にしても、フランス公使…
1話遅れ。またもバレーボールのおかげで見逃しました。BIGLOBEのストリーミングで補完。 ルルーシュの自らの父王の系譜たる皇族に対して抱く燃え立つ闘争心。それは、物語開始早々に、腹違いの兄を殺してしまうほどのものだったけれども、それが実は、父王の…
宰蔵ちゃんの、自分の名前とそれを名付けた父親への心的複合の話のその1。 実家の家業である芝居小屋と踊りへの愛と、それへの反発が、父親への想いと二重写しになって描写されます。 宰蔵のサイの字は、トゲを含み、罪人を表すと劇中語られているけれど、…
日本編その2。 個人的には、やっぱり、バラライカさんがいい!凍てついた狂気の眼差し、小山茉美さんの上品な、しかしドスの効いた声音。素晴らしすぎる。シビレます。 「・・今夜は本当のことを話してやろう。私が望んでいるのは破壊と制圧。他の一切に興…
2話遅れぐらい? なんだか、(いままでも十分画面に凝りまくっていたが)いつに増して、画面に吸引力があって素晴らしいと思ったら、コンテと演出は、尾石達也さんなので、きっとそのせいじゃないかなと思ってみました。 ここまで、徹底的に意志の力で制御…
あー、正しい視聴者に向けた、正しく微笑ましい話で、汚れきった私には、特に言うことがない回。 歌ちゃんの誕生日をきっかけに浮上してくる、友と共に過ごした幼き日々よ!とゆー、若干の感傷が入ったカンジ。 そして、好きなのにイジワルしてしまったカケ…
アンチミミック弾というワームの擬態を暴く、物語的な最終兵器のギミックが投入されて、いよいよ物語も終盤の感が強いかも。意外な人が実はワームだったという展開が、今後あと2回ぐらいあるのかな。(アンチミミック弾は、3発が偶発的に作られたと語られ…
3話ぐらい?遅れ。 ・・・・・異常にアニメばかり見ている最近だけど、いよいよ毒が回ってきたかな。 新房監督らしさを味わうとゆー免罪符を心の中に配置しているとはいえ、ある種のターゲットにフォーカスして作られているのが明確なこのシリーズ、負けち…
久々に作画が濃密で素晴らしかった。全編に渡ってレベルが高いが、特に、ゲルシィ、カリオストロ、デュランと、オヤジの仕草の作画が、突出した素晴らしさ。入魂の作画、演出とでもいいますか、ともかく見応えがありました。堪能した。 若干間違ったリソース…
◇早朝若しくは深夜のビル街、静かな街を警邏する警官は、路面が盛り上がり、ビルの外壁が落下してくる場に居合わせてしまった・・・・・ このアバンの舗装された地面が盛り上がり、歩道のタイル一枚一枚が存在感を持って主張するミニチュアのカットが非常に…
カキくん3度目の登場・・・・・前回登場時の「自分自身が(マイメロ達の)捕食対象」疑惑をかわすが、一歩進めて同族(若しくは自分自身を映した存在)を料理として提供するとゆー、重く象徴的な行為を、まったくもって爽やかにやっているところに爆笑した…
すごい。 「罪を犯したことなんて気にするな、しかし、そのことを抱えつつ、泥に這いつくばっても、罪の意識に苛まれても日常を生きていけ」 「人間には特別な立場なんてない。日常がつまらなくても、苦しくても、それを生きていくのが人間だ」 ・・・とゆー…
日本編その1。 ◇この回を見ていて、ロックが物語から浮いているなーと感じずにはいられない私なのでした。 ロワナプラで、血と硝煙と暴力のまっただ中で生きることのなったロックは、ラグーン商会の面々にも、パラライカにも一目おかれている、或いは対等に…
「人間!腹がへりゃあ、働くもんよ!」ですか・・・・ ・・・・・やっぱりエンタテイメントですもんね。 ただしかし、Aパート最後の、取り返しのつかない歳月の果ての、無為の孤島に取り残されて、絶叫してむせび泣く様は、(私には)大ヒットだったんだけ…
一話遅れ。 うー、むずかしいなあ。 13話以来の死んだ奈々さんをめぐる葛藤の物語はどうやらハッピィエンドを迎えたようだけど、どうにも二人の心の動きがよくわからない。 自分的に納得して安心するために、私流にムリヤリ解釈してみました。錯誤あれば、…
基本的に話は脇に置いておいて、凝ったグラフィックな画面設計と、そこに埋め込まれるアニメーション的なキャラクターの相互作用が楽しい。 普通このシリアスでグラフィカルな背景で、このセリフとギャグはないだろうとか、シリアスな劇を展開している凝りに…
すごい。兄弟コントがMAX振り切れた。おかしーっ このコントの破壊力がものすごくて、おかげで、次なるネタをいつ繰り出してくるか待ちかまえてしまって、田崎監督が、感動的に力を込めて画面を演出したマミヤさんとカザマさんの悲劇が、(私にとって)ど…
「のどかで平和な歌声を破って・・・それは地球へ到達した。そして・・・それは我々に何をもたらすであろうか。これから30分。あなたの目はあなたの体を離れて、この不思議な時間の中へ入っていくのです・・・」 ◇石坂浩二のナレーションが改めて素晴らし…
同級生の委員長の口車にのっかり、マルチ商法に引っかかったサトウくんを諭して、解約させにいくヤマザキくんとミサキちゃん。しかし・・・・と言う話。 解約しに行ったはいいが、丸め込まれて逆に別の商品を購入させられるというくだりは、話術に騙される説…
一話遅れ わはは、ばかすぎるー。疾走感のある突き抜けたバカバカしさで、ヨカッタ。癒された。 冒頭の新聞配達のバクくんを早朝待ちかまえているマイメロの、無邪気をよそおった邪悪さが、相変わらず素晴らしい。 イケメン新聞勧誘員という地味にファンタジ…