■シュヴァリエ14ロバート・ウッドの鞄s菅正太郎c福田道生d寺沢伸介g寺沢伸介千葉崇洋g補佐横田晋一柴山智隆

今回の見所は、イギリス外交補佐官ロバート・ウッドのさりげないズラ描写!!
・・・・ああ、つかれているなあ。なんで会社様のためにこんなに尽くさなくちゃならんのか。・・・・はあ。愚痴はイカンですねー。
◇さて、というのは冗談にしても、フランス公使館で、テラゴリー先生の試演を見て、段々昂奮して飛び跳ね、すこうしづつずれていく髪の毛の、さりげない描写に爆笑。いやー憂さが晴れましたよう。


その他も、ワイン好きなのに、イギリス王妃を横目で気にして、目の前に出される垂涎のワインに気のない振りをするところとか、ロバート・ウッド、キュートすぎる。・・・・・・・・先週といい、「二次元オヤジ萌え」とゆー、字の連なりが頭をよぎって、やっぱり疲れている気がした、本日ただいま現在なのでした・・・・・ああ、だめだ。


疲れているついでに言うと、サブタイトルをこの文章を書く為に再確認したら、「ロバートウッドの髪」に見えましたよ・・・・・・


◇ところで、実は、そんなところがこの回の見所ではなく、物語的には、王妃様をフランス公使館に迎えたのを機会に、ロバート・ウッド氏が後生大事に抱えている「秘密外交文書」の中身を、カバンを一時的にすり替えて、写し取る4銃士の連携が見どころ。


なかでも、必死に書き写した実働部隊のデュランとロビン。
ロビンは、外交文書に仕込まれていた「詩」の発動で自身の首を絞める羽目になったり、デュランがそれを刀で両断しようとするが果たせず、次は火薬で燃やそうとして果たせず・・・とゆー、このあたりの必死さのテンポが良くて、よかった。


また、この場面は、この企てをしたダッシュウッド卿とリアとの魔術合戦っぽさが、若干表面に出てきていて、盛り上がったんじゃないでしょうか。
全般にオカルト要素が上手い具合に、本筋の物語にとけ込んでいて非常にバランスがいいように思えました。


◇あと、デオンくんの役に立たなさを、なんとかして上げたくて仕方がない。
リアの魂が降りてこないと女声にならないとはいえ、仮にもイギリス王妃を招いた主催者なのに、だんまりはあんまりだ。フランス大使のゲルシィならずとも、文句がいいたくなるよう。
ロビンとデュランの危機を察知して、王妃との歓談の場面を崩さずに、魔術的な力を発揮したリアの機転と饒舌さが際だつだけに、なおいっそう、デオンくんが可哀想・・・・