■コードギアス 反逆のルルーシュ07コーネリアを撃てs大河内一楼c須永司d秋田谷典昭g中谷誠一g協力田畑嘉之鷲北恭太石田可奈木村貴宏総g千羽由利子中田栄治

1話遅れ。またもバレーボールのおかげで見逃しました。BIGLOBEのストリーミングで補完。


ルルーシュの自らの父王の系譜たる皇族に対して抱く燃え立つ闘争心。それは、物語開始早々に、腹違いの兄を殺してしまうほどのものだったけれども、それが実は、父王の刷り込みどおりに動いているってことでもあるのでした。
この回冒頭の、8年前にルルーシュに投げつけられた皇帝の発言どおりの世界認識。
「俺は、お前に会うまでずっと死んでいた。・・無力な屍のくせにいきているって嘘をついて。・・何もしない人生なんて、ただ生きているだけの命なんて、緩やかな死と同じだ。また昔みたいになるくらいなら・・・」


この回は、「ゼロ」をおびき出すための姉コーネリアの誘いにわざと乗るルルーシュ。埼玉ゲットーの殺戮に乗じて、クロビスを追い込んだ再現を再び・・・・と行動するけど、前回と違いゲリラは全滅。コーネリアははるか手の届かないところにいるだけでなく、「ゼロ」の正体を暴く寸前まで追い詰める。かろうじてCCに助けられて、敗北感を味わう・・・・


ところで、ブリタニア帝国皇帝の野蛮で極端な弱肉強食論は、別にいいのだけど、それは、自らの子供たちの生存競争だけに落とし込まれるものなのかしら。
アッシュフォード学園ののんびりだとか、市民生活の平穏さなどが、その思想と違和感・・・・ってのは以前も書いたか。


◆◆以下メモ◆◆
・8年前のコウ暦2009年においては、ルルーシュは第十七位王位継承者だったらしい。
・アッシュフォード家は、当時もルルーシュの後ろ盾だったと語られています。
ルルーシュ、こんなに小さなころからマント慣れしているから、おもわず、「ゼロ」のマントはデフォルトみたいに思ったんですかね。


・コーネリアさんが、埼玉ゲットーの壊滅について「総生産への影響は?」とか言っているけど、そもそも占領された日本は、何をして経済活動をまわしているのかが知りたいな。
このシリーズ、毎度の如く、日本の都市は廃墟しか出てこない。こんな荒れ果てた状態では、消費も生産も回らないような・・・・農村部で、作物を作るとか、なんか強制労働でもされているのでしょーか。