2009-01-01から1年間の記事一覧
◇日本テレビ一挙放送第3夜その3/5。 ◆戦艦を自沈させて使徒に集中砲撃させるとゆー、かなり思いつき傾向の強い作戦にリアリティを与えているのはやっぱり鷺巣さんの燃える音楽と戦艦や空母の細部描写。特にアンビリカルケーブル巻き取り装置とか、腹を見…
◇日本テレビ一挙放送第3夜その2/5 ◆ああっ、私はこのジェットアーロンが大好きなんです。Bパート、傾いてきた日のぎらつきを横からあびつつ、手をぶらぶらさせて暴走するJAと初号機との追い掛けっこを横からとらえたショットが、乾いた異物感満点で素…
◇日本テレビ一挙放送第3夜その1/5 ◆先々週、日本テレビで放送された「序」を見たのですが、まさにこの回のエピソードを映画のクライマックスに持ってきていました。しかし、個人的には、このテレビ版の方が、描写が細やかで良かったような気がしてしまっ…
◆日本テレビ再放送第二夜その2。 ◆コミュニケーションを欲するが、他人に依存しようとする甘えの衝動(他人の拒絶と表裏一体)のゆえにコミュニケーションが不全な主人公と、コミュニケーション自体に興味がないアヤナミさんと、同じ<コミュニケーション不…
◆日本テレビ再放送第二夜その1。 ◆すばらしい。全編、構図と音演出だけで、枚数をあまりかけず、だけど手抜きに見えないドラマ性満点の「間」を演出しています。 ◇思わず、画面に引き込まれてしまう。シンジくんの逃走のドラマは、雨のしとしと降る音、電車…
◆日本テレビでの一挙放映第一夜その3。 ◆「ヒトの言うことに大人しく従う。・・・それがあの子の処世術じゃないの?」 ・・・・・ぎゃああああああああ、深くえぐられた・・・ ◇それはともかく、この回も素晴らしい吸引力。シンジくんのいじける様、その甘…
◆日本テレビでの一挙放映第一夜その2。 ◇この回は、なんと上手な構成でしょうか!榎戸さんのクレジットが入っていると、榎戸さんびいきの私は彼の手柄にしてしまいたくなるのだけど、誰が構成したのかな。 ◆冒頭に前回の闘いの続きを置き、結末を語らず、直…
◆日本テレビでの一挙放映第一夜その1。最近、面白い新作が無いので、感想を書いてみる。一挙放送について行けなくて途中で挫折するかも。 ◆さて、久々に見たら、この第一話は以外とテンポが悪いと思ってしまった。シンジがエヴァに乗るまでの話なのだけど、…
◇3話遅れ。 ◇「たたた、大変だ!くろがね屋がハレンチ学園になっちまった!」とゆー、前半のアホな展開にものすごく和んだ。 ◇後半のガミア対くろがね屋超人連の、超人対決が熱量が結構あってとてもヨカッタ。やっぱロボより超人が燃える。
◇4話遅れ。 ◇くろがね屋に居候する超人達のそれぞれ宿の役に立っている様子が和んだ。お菊さんとジャンゴさんがお気に入り。 ◇あと、機械獣と戦う上で、マジンガー軍団との協調を一切考えない兜甲児に一応は意見はするが、拒絶されると、彼の足手まといにな…
◆最終回。・・・・ええっ? ◆その存在や行動動機を明確に描いていない「携帯電話に濃厚に接続された人間達」(これ以外の描写で「ニート」を描かず、作中定義の「ニート」を唯一判別する属性としてしまっているけど、こんなんでいいのかしら?)が、増殖する…
◆あー、最近、ネガティブな感想ばかり書いていて我ながらげんなり。 当たりはずれが多いけど、一部の話数が突出して素晴らしいシリーズとか、いろいろ腐してもシリーズが終わってみれば、素晴らしかったりするものとか、ネガティブな感想と褒め称える感想が…
◆引きこもりの自意識空回りの知恵デブ板津くんが、なんだか森見登美彦が創造する京都の自我肥大気味の内気で饒舌な貧乏大学生みたいな雰囲気で、超可憐! 今まででこの作品で出てきた中で一番魅力的に肉付けされた造形だったのに、なんたるキャラの無駄遣い…
◇ううう、どんどんワタシ脳内基準ではダメになっていくような・・・・。(不遜でごめん) 話の軸も、キャラ群の性格も対話も関係性も、仕草の付け方(過剰なギャグ仕草が浮いている・・・)も、そして何より日常のリアリティも弱くて、じゃあ物語を引っ張っ…
◆科学の力をお題目にした理知的なノリの、あしゅら男爵誕生の手術の逸話がコントにしか見えなくて困った!爆笑してしまったよう。・・・・これはこれで楽しーけど、ここは、一片の理性もないような、勢いだけのムチャなノリで突っ走るのがわたしには良かった…
◆ショックだ。私のライフサイクルの中でも、手塚治虫先生が亡くなった時よりもショックだった。 ◇あまり読書量の多い方ではない私の中高時代は、栗本薫先生とともにあったと言っても過言ではない。全人生を通しても、一番多くの作品を読んだ作家は栗本先生を…
◇うう、だんだん話が輪をかけておおざっぱになってきたかも。 ◆失踪したヒロインのサキの友達を求めて、滝沢くんが同じセレソンの変態女社長の居場所を突き止めて、妨害をかいくぐりつつその元へ向かう展開、直接対面ののち女社長逃亡と、「金さえ積めば、如…
◇2話遅れ。 ◆何故かザンバニ号に特別室を与えられて同乗している「物思う先達」天心様に、教え導かれて主人公アキユキがザムドと共存していくことの意味を考えるとゆー話。 ◇・・・なのだけど、天心様は、「ザムドがどう思っているかを考えよ」とアキユキに…
◇くろがね屋のおかみがいいなーっ。このおばさんいいキャラだ!この回はこのおばさんの男前さにつきる。 「ばぁかやろう。余計なことしてくれたねえ・・・。このガキ!」 ◇裏返せば、主人公のはずの兜コウジは、もうずーっと良いところ無し。状況に流される…
◇2話遅れ。 ◆擬装国際郵便船ザンバニ号に収容された主人公アキユキが、自分がザムドになってしまったという事情を一切理解せず、誰も説明せず(誰か説明してやれよっ!と激しく思ってしまう)、家に帰る帰るいっていたら、熾烈な船長の折檻がきっかけになっ…
◇あー、すがすがしいな。癒される。あだち充の青春野球妄想!いろんな物語パーツに既視感があるのだけど、カタルシスを生み出すべく配置されたシンプルな物語世界の描線が、躊躇うことなくものすごく太くてまったくぶれない。 きっちり物語に引き込まれてし…
◇・・・・おおう、微妙路線を驀進しているなあ。困ったよう。 ◆ただ、考えようによっちゃあ、面白いのかも。仲間内のゆるゆる馴れ合い物語と、キチガイ女の性犯罪の、それぞれが存在する現実のレベルの著しい落差。 この二つの現実レベルは相容れず、どちら…
◆エドの義手を修理するために、エドとアルが生まれ故郷のリゼンブールに帰る話。前半に、賢者の石の研究をしていたマルコーさん登場。悪魔の研究と言って躊躇いつつ、その資料の在処を教えるのでした。 ◆なんだか、一度たどった道を、再度たどることの不利と…
◆この回は、ビニールシートを被せられた、座礁したみたいなマジンガーがすごく絵になった。荒唐無稽とリアルをこのワンショットですごく近づける力があるんじゃないかと思いました。今更だけど、脳みそ部分が着脱自由な操縦飛行機ってのを考えついたのってす…
◇2話遅れ。 ◆すごいなあ。キャラも怪獣もうごくうごく!特に、怪物と化した幼なじみの主人公を主人公と認識し、必死にその無事を祈って追いすがる同級生の女の子の回し蹴りとか、健気な追跡行が素晴らしかった。・・・・入魂のスカートひらり作画とか。・・…
◆うーん、スピードグラファーみたいな空想の大金持ちの放蕩と変態風味が・・・。そうか、今のところこのシリーズで感じられる微妙感、何だかユニークなことをやっているようで、どこか芯が無くて、ピントを外してるカンジがするのって、GONZO風味なんじ…
◇この回はいいなあ。すごく好き。 ◆じっくりとした手つきで描く日常の時間の運行。大晦日の日の、死せる幼なじみの家、父母が外出で不在の日に、彼女の末の妹が熱を出した一日をゆったりと描いていきます。 ◇この回が優れた青春妄想ファンタジーなのは、死ん…
◇1話遅れ ◆中学3年である主人公が、高校に入ったら野球を再開することにあっさり同意し、あまつさえ秘密特訓を始めるという展開がまったく納得できないよう。 そのあたりの心理的な葛藤だとか、級友とのやりとりも一切描写されていないのだけれども物語的…
◇2話遅れ ◇主人公が中学の野球部に入らずぶらぶら空虚な青春をすごしている理由が、すごくあっさり語られてガッカリしたのだけど、これはひょうひょうとした主人公の自己韜晦であって、あとで煩悶だとかが語られるといいなあ。 ◇という肝心の部分にすっきり…
◇3話遅れ ◆幼なじみ世話焼き女房若葉の死を抱えた主人公と、若葉の死を抱えた彼女の妹青葉。それぞれが死んだ若葉のことばを思い出しながら現在を生きる。 ◇主人公は、彼女の彼に寄せられた過大な期待と現実とのギャップに黙ってひょうひょうと耐える。この…