2008-01-01から1年間の記事一覧
監督:中村亮介 シリーズ構成:村井さだゆき 原作:京極夏彦 ◇どういうワケか、京極夏彦さんは全作品をスルーして生きてきたので、どこまで原作に依拠しているのか、ノリに沿っているのかわからんのですが・・・・先の期待できる耽美的でスリリングな第1話。…
◇前回、義経弁慶から始まったはずが、冒頭の幕末、ラストの未来と、それぞれがシームレスになるようにエピソードのつなぎ目を意識的に省いたトリッキーな作りなのかしら?あるいは、過去現在未来が関係なく並列に存在しているみたいな主人公の世界を描いてい…
◆秀作回。 ◆かっては人類を支配していたというロボット達。人類がどこかへ消え、ロボ達にも「滅び」という現象が訪れるようになると、有限の生にせき立てられてマッドマックスな生存闘争時代が到来した・・・・。一方、滅びをそのまま受け入れようとして人間…
監督:山内重保 シリーズ構成:小林靖子 ◇わたしの大好きな、素敵にくらーい雰囲気の終末SF。 ◇人類がいなくなったロボットだけの滅び行く世界の中で、一身に憎悪を集める存在があった。その名は、キャシャーン・・・・みたいなカンジでしょうか。 ◇荒涼と…
監督:荒木哲郎 シリーズ構成:藤岡美暢白戸勉荒木哲郎 ◇面白い。 ◇鳥も通わぬ山中奥深く、怪しい美女が住まう屋敷。追っ手から逃げ続けている源義経と弁慶主従は、彼女の屋敷に一夜の宿を求めるのだった。しかし、禁じられた秘密の部屋をのぞき見た義経は、…
◆うわあ・・・・なんていうか、その、あの、えーと・・・雑なシナリオだなあ、としかこの回の感想が出てこなかった。ごめん。 たとえば、いくらなんでも、ロックオン弟を仲間に引き入れるのにもっと必然性のあるエピソードをつくれよ。脚本、楽しすぎだよ。 …
◇1話遅れ。 ◇細かいことはどーでもよくて(刹那が5年間、ひとりでエクシア抱えてどー暮らしていたとか、ティターンズみたいな組織の主催する何だかわからん肉体労働拷問とか、乙女座に生まれてよかったとか、薬中ルイスとか)、燃えるロボ戦が、やっぱりこ…
監督:山本沙代 ◇素晴らしい。今期のアニメはまだ殆ど消化していないのだけど、今期の一押し。 ◆この回は、クールな子供のたどたどしい一人称語りで、ひさびさに「どストレートな継子イジメ」を語っていて、それだけにグッとくるものがありました。 ◇最初は…
◇最終回。 ◆ああっ!すみません。やっぱり私はこのシリーズについて行けませんでした。(なので、コードギアス大好き!な人は以下、読まないほうがいいです。きっと、不快になり、「それなら見なきゃいいじゃん!」「死ね!」て言いたくなりますから。ごめん…
◇最終回。 ◆激戦の中で次々繰り出されるジャパンポップスの洪水は、歌って踊る画面構成の巧みさもあり、お祭り騒ぎ的な祝祭気分と高揚感があってとっても燃えた。素晴らしい。これがこのシリーズの真価。 ◆しかし、あー、話を閉じるにはこうするしかないとは…
◆すみません。良く理解していないのだけど、ミシマさんにとっては最初からバジュラの母星を突き止めて侵略することが目的だったんでしょーか。クーデターもそのために起こした?まあ、そうでないと、わざわざ権力を握った意味がないものね。(しかし、ミシマ…
◆ランカさんの腹には虫が湧いていたので、虫とコミュニケーションができたのです・・・・という。 虫は言い過ぎだとしても、(話のおおざっぱなノリに対して)腸内細菌とか、妙に生々しいなあ。 ◆しかし、ここ数話で「人類の運命とアイドルの歌」というミス…
◇全編、大変に面白いのだけど、なんというか、「カタルシス劇」的小ネタのモザイクみたい。それも情念の弱い、ベタベタのヤツの集積かしら。 余りに直球すぎてどれもこれもヒネクレたあたしにゃ、こっぱずかしくて、居心地の悪い心持ちになっちゃいました。 …
◇・・・・えーと。なんとも豪快な展開。思わず童心に返ってしまいました。ええ、童心に帰らずにいられませんとも。 いろんなものが次から次へと臆面もなく後出しじゃんけんの如くインフレーションしていきます。「こんなこともあろうかと」の応酬・・・・・ …
◇2話遅れ。 ◇クシマ部長の脳みそが盗まれるとゆーこの作品ならではのシュールな展開。 脳みそを抜かれた体とか、取り返した脳みそをソウタが抱えている様とか、異常な情景を淡々と演出していくのがとっても印象に残りました。これまでこの作品世界では描か…
◇1話遅れ。 ◇マクロスクオーターの反乱は、話としては盛り上がったけど、(最終的にきっと結実するような展開になるに違いないが)現時点で反乱をする意義があるのかどうかを劇中の人物達が果たして判断できるのか、分かるような分からないような展開。
◇2話遅れ。 ◇(アルトに失恋したことに加え)兄の行方不明を知らされて、強気に振る舞っているけれども泣き崩れて世を嘆くランカの愁嘆場をいまかいまかと期待していたら・・・・・おおう、華麗にスルーしてしまったよう。(まさに華麗としか言いようがない…
◇3話遅れ。 ◇クランさんのキャラ仕立てが過剰に戦略的すぎて、それを悲恋なエピソードに生かそうとする余り、間延びして間抜けな感じになってしまった・・・・と思ってしまったワタシはひねくれものです。すみません。 ◇あと、目の前で人がゴロゴロ死んでい…
◇4話遅れ。 ◇こういう、「アイドルの歌が世界を救う」ということが真剣に考慮されている世界だと、政治の形がもっと違う様態をみせているような気がしてならないす。 ◇この世界ではアメリカっぽい大統領みたいな指導者とか、それを狙う野心家などが描かれて…
◇1話遅れ。 ◇うう、予想を超えた波乱の展開。(物語の終着地だと私が勝手に思っていた)父殺しどころか、(執着の対象だった)母親ともさっさと否定し抹殺したルルーシュの行き着く境地は、なんと世界征服! これはこれである意味(制作者が)男らしくて面…
◇1話遅れ。 ◆ものすごい展開だ。ラスボスと思われていた父親の皇帝どころか、恋い慕っていた死んだ母親すら敵対的存在としてとして退ける超展開。 ◇ルル、母親に「捨てられた」と思った瞬間に、全力で親と親の企てをすべて否定しに走る始末。よーく話を聞け…
◇2話遅れ。 ◆今更だけど、すげー話が進む。意外な展開が凝縮されていて面白いけど、ドラマや出来事の「溜めの無さ」が際だっているために、どんな劇的な場面でも全てがスルスル流れていく気がする。もはや3話前に何が起きていたか思い出せないす。 ◇よくも…
◇1話遅れ。 ◆この回は長く伏線として小出しに(そしてここ数回は強調して)描かれ続けていたソウタのホロンさん萌えが爆発する回。 ◇(義体化されているかも知れないが)人間であるエロ書記長との痴情のもつれはともかく、一方的にロボ娘に萌えてどーすんだ…
◆やっぱり地球律とかワケのわかんない話に流れるよりも、地味な人間ドラマがこのシリーズの価値だよ。面白かった。 ◇この回は、仮想世界での自分に満たされない物を感じ、現実の身体性に根ざした世界認識を再び感じたいと願って、歩く訓練をこっそり始めるハ…
◇1話遅れ。前回の続き。 ◆40キロはあると思えるハル爺の体重を物ともせず背負い、絶壁をはいのぼるウムランさんの、ボッカ魂には感嘆した。 それにしても、どうやって絶壁を登ったのか謎だ・・・とか余計なところで引っかかっていてはダメですね。 ◆とこ…
◇2話遅れ。 ◆うーん、(このシリーズに仕込まれている「地球律」という設定から仕方がないのかも知れないけど)ニューエイジ的な話運びが鼻につく回。 自然を人間など突き放した存在として語るのではなく、この回は人間を包み込むような存在として語る。 ワ…
◇2話遅れ。・・・ああ、疲れた。一挙視聴もそろそろ限界す。 ◇この回は、グレイスさんによる(アイドル生命と病気による)ダブルな死亡宣告とともに明確に見捨てられたシェリルさんの「過剰な可哀想演出」が、むちゃくちゃツボで、可哀想というより爆笑して…
◇3話遅れ。 ◇やってくれるね。「パインサラダ」のエピソードにならって、パインケーキでオズマ死亡フラグかと思わせ、劇中で何度か死に際の盛り上げ場面を作り、実際にフォッカー宜しく人知れず被弾による血を流させて、ああ成仏しろよと思わせた直後に、肩…
◇4話遅れ。 ◇ランカの護衛となった、グレイスさんの手下、謎のハンサムの胸から腹を顕わにした奇態な服が、日常に置かれた途端に気になって仕方がない。クールな彼はそれに満足しているのか? ◇本編は、ランカさんの歌がバジュラに効果があるので戦いに使い…
◇5話遅れ。 ◇謎の黒幕4人衆による、シェリルを使った陰謀の解説と、アルトを巡って密かに火花を散らすシェリルとランカの突然の歌合戦?を柱に、半総集編的な、しかし総集編的な感じが殆どしない巧みな構成の回。 二人のアイドルに歌で迫られるアルトくん…