■ソ・ラ・ノ・ヲ・ト06彼方ノ休日・髪結イs吉野弘幸c池添隆博d三浦陽g中路景子

◆うーん。せっかく、街や市井の人々の描写がすごくいいのに、それに絡んで活動する主人公達がカンペキに物語世界から浮いてしまっているような・・・・。


◆この回の背骨を成す、辺境の女子5人の部隊の秘密の経済手段。・・・・なんだか高校の部活もののノリが(これまでもそうだが)よりいっそう強く補強されている気がして、個人的にはダメな感じがしてしまった。


◇ギャング的な人々と拳銃を持ってのシビアな交渉をしている「ふり」をしているあたりも、(劇中の「演技」だから敢えてそう演出しているのでしょう)まるで学芸会みたいにオーバーなキャラクター達が、個人的にはツラかった。


◆この回、この世界描写において普通に話を積み重ねていれば、後半の孤児の母の形見と遺言を巡る話を含めて、それなりに魅力的な話になると思うんです。


◇だけれども、主人公達の今風?なキャラクター性の過度のアピールが、それを阻害している気がしちゃうんだ。・・・ダメか俺。時代について行っていないのでしょーね。ごめん。


◇もう、6話だし、ひょっとしてこのノリで最終回まで突っ走るのかしら・・・・。ワタシの守備範囲外の可能性が・・・・


◆◆以下メモ◆◆
「でもびっくりだよ。お給料遅配が当たり前って聞いていたし、普通は軍票だっていうから。」(カナタ)


「だって、常識で考えたらこんな辺境で遅配もせずに、お給料出して貰えるはずがないじゃないですか!」(クレハ)


「コレの密造・・・ばれたら軍法会議じゃすまない話なのに・・・」(クレハ)
「専売法違反と、税法違反も・・・・最悪で国家反逆罪。」(ノエル)
「そうよね。先輩達から引き継いだ副業だけど、リオ一度も反対したことないのよ。あたしもちょっと意外だった。」(フェリシア