感想_Novel
2006年5月31日初版発行 角川書店(ハードカバー) ★ご注意★ ◆本文、かなり抽象化して書いてますが、結構なネタ割りがある気もするので、先入観なしに読みたい方は読まないほうがいいです。(明らかに知らずに読んだほうが幸福な気がします。) ◆AIとい…
2006年4月30日初版発行 早川書房(ハードカバー) 1989年に「日の名残り」で英国ブッカー賞を受賞した、日本生まれの英国在住の英国籍の作者による、文芸よりのSF。(ちなみに、「日の名残り」は、枕もとあたりで積読状態になっています・・・) この…
2004年4月15日初版発行 早川書房(ハードカバー) ◇傑作「航路」の迷路を疾走するようなドライブ感に熱中し、「ドゥームズデイ・ブック」で泣き、コニー・ウィルスの卓越した人物造形とストーリーテリングを認識していたものの、この作品、長らく積読状態に…
20060320発行 毎日新聞社(ハードカバー) 大変面白かった。徹夜で、一気読み。 おかげで今日は、仕事をしているふりしていたよ。しんどかった・・・ ◇さて、これはですねー、物語の構造もキャラクターも、まさに、小説版「ガラスの仮面」といった趣の、演劇…
20050730第一刷 文芸春秋 あー、やはり奥泉さんはいいなあ。そこはかとない、のんびり感のあり、しかし完成度の高い叙述と、ユーモラスなキャラクター、物語の堅牢な構築性など、非常に楽しめた。 こんなに面白いのに、いまいち世間で評判になっていないのは…
01放浪の戦士 19931025初版 中央公論新社 02黄金の戦女神 19931125初版 中央公論新社 03白亜宮の陰影 19940325初版 中央公論新社 04空漠の玉座 19940625初版 中央公論新社 なんというか、キャラクターで真っ向勝負の西洋中世風異世界ファンタジー。 四巻まで…
2005年4月刊昨年は、ここ10年で、まったく本を読まない一年だった。読んでない本が山積みでどうしたらいいんだ。で、その山積みをなんとかする努力。 ○非常に、古川日出男らしい一作。古川日出男の特質として、妄想ファンタジー(ひょっとしたら、作者として…