追崎史敏監督、吉田玲子シリーズ構成。 ◇同じＧＯＮＺＯ製作の秀作シリーズの「厳窟王」の、古典を現代的にアレンジする系の作品。 厳窟王ほど、美術的、画面的、テーマ的に突出したものはないけど、（まったく期待しないで見たら）思わぬ拾いものをしたと思…

◇半径５キロを消滅させる「気化？爆弾」を、自然体で所持する自衛隊ならぬ＜自警隊＞が存在するこの世界。 そもそもヒト型ロボットの開発意義についての講義を聴いていない気がするし（斜めにみているので既に解説済みでしたらもうしわけありません）、ああ…

◆「欠損のあるものが、唯一、正しき真実を見いだす」という、この物語の基本設定は、非常にユニークであるけれども、同時に、視聴するヒトビトに、若干の唐突感を与えるんじゃないかなあ。 ワタシは、原作冒頭を読んだ瞬間に（ユニークだけれども）物語への…

ああ、なんかいいかも。 すべからく冷酷な本性を持つ「契約者」の中で、冷酷でありながら人間性にこだわりを持つ主人公の二面的なキャラクター造形。 （ネコがわからんが）今のところ、悪人ばかりの＜契約者＞という属性の中で、唯一、それと矛盾する倫理的…