■仮面ライダーカブト47s米村正二d石田秀範d佛田洋アクションd宮崎剛

1話遅れ。
うー、この回も、ギャグ・テイストの片鱗すらなく、カナリ欲求不満なカンジの私は、あらためてギャグ目当てで見ていたことが分かったかも。


そんな中で、ネガティブ兄弟ネタは少ししかなかったけど、その挿話があるだけで癒される。
いじましく、アニキである矢車さんの為に、超人気のワーム判別ペンダントを人混みにもまれて強奪し、ひっそり差し出す景山弟の、いじらしさに爆笑した。
何故か熱にうなされて、意味不明で路地に座り込んでいるし、本当にいいなあ。
「ひどい熱だな・・・」(矢車アニキ)
「どうってことないよ。・・それより、・・アニキの分も貰ってきたよ。」(景山)
「いらねぇよ。」(矢車アニキ)
「アニキ!・・・オレを見捨てないでくれよ。」(景山)
「あん・・バカいうな。(白夜の写真を取りだして)見ろ・・・俺たちにもつかめる光りがある。・・一緒に行こう。・・真夜中の太陽を求めて。・・白夜の世界へ。」(矢車アニキ)


あと、上記シークエンスに先立ち、矢車さんが白夜の写真を拾うのだけど、手に持って「白夜か・・・」と呟く矢車アニキのやさぐれ演技も、相変わらず素晴らしかった!
ところでこのシーン、ジャージを着た浮浪者風のヒトが半分靴下が脱げて路地の壁により掛かって意識不明になっている目の前で、ゴミ袋に紛れている白夜の写真を拾うのだけど、いったい何の意味が・・・・


◆◆以下メモ◆◆
・ネイティブの根岸さんの奇妙に大袈裟な演技も、私の琴線に触れました。あー、根岸さんステキ。
・警視庁長官である加々美父ですら、ひれ伏すこのカジュアルなおっさんが、たぶんラスボスなんでしょうね。


・この回は、ワームの数が劇的に減少し、加々美父が、ワームの起源と正体を一般に広く知らせるところから話が始まります。
・根岸さんを始めとしてネイティブが開発した、ワーム判別ペンダントを世間に広く世間に配布していくZECT。しかし、天道さんだけは、そのペンダントに敵意を剥き出しにして破壊にはしるのでした・・・・。
・例によって説明しない天道さんは、指名手配犯として追われることに。