■ウルトラマンメビウス17誓いのフォーメーションs赤星政尚d佐野智樹特技d北浦嗣巳

前回は、野球が雨で中止になったため、録画失敗。なので、前回がどうだったか分からないのですが、今回も都市破壊はなく、(ミニチュア破壊特撮モノとして楽しんでいる)ワタシ的には特に見所なし。


しかし、ワタシは、ウルトラ5つの誓い以外、よく分からないのですが、劇中、過去言及されたと匂わせているセリフとかをググると、セブンの最終回のキリヤマ隊長のセリフだったり、80に登場したとゆー「フォーメーションヤマト」だったり、その際のBGMがなにやら特別だったりと、分かるヒトだけ分かる、非常にマニアックな引用による、マニア心直撃の回だった模様です。
そういう意味では、味わえず残念。


物語は、登場間もなにのに、あっという間に、青ウルトラマン疲労困憊で帰っていく話。ワンダバが非常に印象的に燃える展開で使われていて、雰囲気的にはヨカッタ。


だけど、ウルトラマンで繰り返し見られるような気がするテーマ、ウルトラマンが居なくても「地球は我々人類、自らの手で守り抜かなければならないんだ。」とゆーテーマは難しいよね。
ウルトラマンが居なければ怪獣は倒せない・・・そんなこと死んでも口にするな」なんて、リュウさんが言っているけど、物語的真実は、「ウルトラマンが居なければ怪獣は倒せない」だし、この回だってそういう作劇になっているし。
昔から、ウルトラで、このテーマが掲げられるとトカトン トンという音が聞こえてくるんだけど、ワタシの根性がまがっているからでしょう。


◆◆以下メモ◆◆
サラマンドラって、80に出てきたそうです。


リュウ隊員「あんたがいれば、俺たちは、・・・いや俺たちだけじゃない、メビウスだっていらないじゃないか」
そう、このセリフは、青ウルトラマンのドラマ的存在意義の喪失を良く述べている様な気がした。もう、メインの物語は終了し、結末も見えていているのに、なかなか結末をつけられない。
新たな物語を付与しようという気もなく、ここしばらくふらりと脈絡無く戦ったりしていたので、どう始末つけるんだろうって思っていた。


・以下、ググってみたら、セブンの最終回49話キリヤマ隊長のセリフの引用だそうです。
「こいつは、ウルトラマンがいないと倒せない怪獣ということかね。」
「んなことあるか、「地球は我々人類、自らの手で守り抜かなければならないんだ。」・・補佐官・・・あんたなら知っているだろ。この言葉を残した俺たちの大先輩。ウルトラマンが居なければ怪獣は倒せない・・・そんなこと死んでも口にするな」


・GUYSの戦闘で、サラマンドラを狙ったスペシウム弾頭弾が、なにげに全弾外れて居たのが笑った。ちゃんと基本からコツコツ積み上げなくちゃ。
リュウ隊員、逆襲のサラマンドラに、打ち落とされるところを青ウルトラマンに助けてもらったのに、強がりを叫んでます。
「まだ・・ウルトラマンのでるまくじゃねえ。」
「手を出すな。コレは俺たちの闘いなんだ。」
「まだ、ウルトラマンの出る幕じゃねえ。・・あんたが教えてくれたんだぜ。(<防衛チームが限界まで戦い抜いた時だけ、ウルトラマンがあらわれるんじゃないのか>)オレは・・・いや俺たちGUYSはまだ限界まで戦い抜いちゃいねえ」
なんだか、結局解決してくれて、優しく包み込む存在に甘えている様な気配も。ここで、あーそうかいっ、てウルトラマンに逆キレされて職場放棄される様を思い浮かべると、その印象が強くなります・・・というのは、はあ、捻くれた印象すぎるか。


ウルトラ五つの誓いをみんなで唱和してラスト、リュウ隊員が締める
「聞こえるか。ちゃんと言うんだぜ。ウルトラマンの言葉はしっかり伝わっているってな。」
「守り抜こうぜ。地球を・・・俺たちの手で」