■仮面ライダーカブト24s米村正二d田村直己特撮d弗田洋アクションd宮崎剛

1話遅れ。
カガミン父の奇矯な振る舞いが、最近の楽しみ。
この回も、渋谷隕石の廃墟の地下で、赤いライティングをまとって、フェンシングの剣を、不器用に振り回しております。
「君は・・・増えすぎた・・鼠が何をするか・・知っているかね。」
「彼等は・・自ら川に落ちて、死を遂げるという。」
「その時、鼠は、・・希望を胸に抱いて飛び込むのだろう。・・・そこには地獄しかまっていないというのに。」
独特の節を付けた語りもいいです。しまいに、剣先の方を片手でつまんで持ち上げ、振り子のようにふりまわすという、もはや演出する側も、何がかっこいいのか訳が分からなくなっている様子も素晴らしい。


一方、サソリライダーの、料理対決ネタはなんかもう、面白くないかも。この回は、「やっぱりジイやの料理は最高だ。」といって、じいやを手なずけた、天道さん相手に負けを認めるのでした。


メインの話は結構すすんで、ヒヨリさんは衝動の赴くままに到達した渋谷の廃墟で、天道さんと加々美さんとともに、ZECTが管理する、エリアXに侵入するのでした。
地下の閉ざされた扉の向こうには・・・・・で次回。


ところで、この廃墟が素晴らしい。どこかの廃工場などでロケーションしたんでしょうが、スケール感があってヨカッタ。
でも、廃墟に転がる営団地下鉄のマークが悲しかった。東京メトロなんざ、訳の分からない名前とマークになってしまって、看板の第二の人生がこれなの。


◆◆以下メモ◆
・始めは、ヒヨリさんをつれて、一緒に渋谷廃墟にいくという、カガミンを天道さんは止めていたのに。
「どうしても行くというならオレはおまえを倒すしかない。」
「ヒヨリに幸せになって欲しいと思うなら、オレの言うことを聞け」


「ここまで来たら、気の済むようにすればいい。この奥に何があるとしてもな。」