■仮面ライダーカブト13s米村正二d長石多可男

面白いじゃないですか。
矢車さんのおちぶれっぷりが素晴らしい。
シャドウの元隊員達を殺して回る、内通者は誰か?矢車さんじゃないの?という興味でつないでいく構成が上手いカンジにハマってます。
あと、俺の時代がまたくる、シャドーの復活だ、おまえ達は俺が護ると、いままでのキャラクターに沿った言動をしている目の前で、実は意外なヒトがハチライダーの座を継いでいたことを提示された矢車さんの立場のなさっぷりが、いたたまれなくてすごくヨカッタ。


この回では内通者はだれか明かされず、終盤には、本部から、加々美さんが内通者だとのデータが、加々美さんの上長にとどいたりしてます。


加々美さんの上長が、何も言わずに受け取れといってカブト用の新兵器をムリヤリ加々美さんに託したり、ハチライダーになったヒトが、(いままでのキャラクターと乖離した)非常に嫌なヤツに描かれていたりするのを見ると、なんだか次の展開が分かった気になってしまった。
しかし、捻って、さらに捻った展開で、次回に興味を引いて、非常にいいんじゃないでしょうか。


あと、ひよりさんの目の前で戦うことになった天道さん。ひよりさんは、変身した天道さんに、「おまえだ・・・おまえが、僕の両親を殺したんだ」と叫んでます。


◇◇以下メモ◇
・やはり、淡々とギャグをやる、米村さんの方がいいなあ。
・あと、前回と、前々回に足りない成分の一つは、硨島邦明節だとおもった。


・天道さん、ワームに説教「おばあちゃんが言っていた。男がやってはいけないことが二つある。女の子を泣かせることと食べ物を粗末にすることだ。」


・カブトの新兵器、カブトムシ弾?・・・・・なんでかよくわからんが、無性におかしくて訳もなく爆笑してしまいました。


・「以下は、オリーブオイルが落ちるまで、一瞬の出来事である」・・・・・ナレーションに笑ったっけど、クロックアップのシーンは、毎回工夫してあって、素晴らしい。毎回、戦闘にアクセントをつける見せ場として非常に素晴らしいアイデア。今回は瓶が割れて、液体が流れ出す様子とか。