■ウィッチハンターロビン09Sign of the Craft_s吉田伸cまついひとゆきd鳥羽聡g工藤昌史g補佐小木曽伸吾

子供を売り飛ばす極悪な犯罪者から逃れる為に能力を使ったのに、ウィッチとして捕縛した自分の行為は正しかったのか・・・・とちょっと悩んでいる風に見えるロビンさん。
前々回ぐらいから、すこしずつ、絶対的な犯罪者を捕まえていた序盤から少しパターンを崩してきて、理由ある(理解可能な)犯罪者として、ウィッチを捕まえる行為に対する疑問を主人公が抱き始めた構成。


また、ロビンさんも、STNJの上層部にとっては、排除される対象であるかもしれないと、Bパート最後に、所長のアモンさんに対する指示として、(シリーズ序盤以来久々に)再度匂わせています。


しかし、なんというか、子供を売り飛ばして臓器売買、そのために養護施設運営という、ものすごく分かり易い悪党で・・・ねえ。
姉が、成長するまで生かされていたってのは、利用されて一緒に悪いことやっていたってことみたいです。
物語的には、この人が、悪党に復讐をこころみてもいいのですが、既に手を汚している「犯罪者」であることを嫌って、わざわざ、ムリヤリ社会的には無垢な妹を設定(だって、養護施設で何年も前に死んだことになっていたのに、実は、姉の「ウッチの秘術」で逃がされていたんだ!と、言葉だけで語られても・・・・まあ、描写の積み重ねさえあれば、十分にあり得る筋なんですが、詰め込みすぎたか。)して、彼女に復讐させておりますが、あんまり効果的じゃなかったかも。
まあ、パターンを変えていくのはいいことだ。


◇◇以下メモ。◇
・この回、ウィッチの秘術といって、砂とか、水とかを、木とかを部屋の中に配置して、魔法陣を砂で描いて、幽体離脱の儀式だと言っております。単なる超能力ものだとおもっていたんですが、これから、こういうオカルト要素も前面に出て来るのでしょうか。
・上記の儀式をみて、ロビンさんが、「アストラル投射体」とつぶやいています。意味わかんなくてググったら、アストラルって、オカルト用語みたいです。幽体離脱をかっこよく言った、言い方だとテキトーに理解した。