■BLOOD+13ジャングル・パラダイスs菅正太郎c紅優d浦田保則g福島豊明

・・・だめだ。
象徴的なのが、屋敷の中で死闘を繰り広げている一方で、屋敷の庭のコンテナの前でのんびり会話をしているソロモンとフランスキザオたちを配置してしまう、演出の空間把握のテキトーさ。


かくて、4人の傭兵たちは、俗的人情物語の中へテキトーに回収されて死に、片足の少女も、その、せっかく作ろうとしたわざとらしい悲劇性を存分に発揮することもなく、理性の闇の中へ、沈んでいきましたとさ。


どうも、謎のコンテナを追いかけて、エピソード毎に寸前でにげられちゃうという展開パターンの、いやな予感がするんですが、大丈夫でしょうか。


◇以下メモ。
・ファントムさんを、翼手的な異形なカタチにわざわざしているんですが、モンスターデザインに魅力がないのだから、フツーに戦わせたほうがいいのでは・・・


・ディーバとは、複数いるのではなく、このコンテナの中におわす方が唯一なのデショウカ。ちらっ、ちらっと、ネタを割っていく戦略かな。この時点では、さっぱり中身がわかりません。前回の1920年の写真の女の人?
・黒くて長髪の女の人がオペラを歌っている口元が、サヤの幻視の中のイメージとして描写されているけど、この人デスか。この歌を聴くとサヤはおかしくなる様です。


・カイが、毎度同じことばかり言っているのは気のせいか「俺がサヤをまもる」。だけど、傍観者でしかいられないというのが彼のキャラクター性か?