■ぱにぽにだっしゅ!26一寸先は闇s金巻兼一c福田道生d大沼心g大田和寛

だめだ。熱あって朦朧としている時に見るアニメじゃないデス。
なんだか、いつも以上に断片化していて、移りが激しくて、だけど一本筋の通った話がなく、わからん。まあ、やっていることはいつもの繰り返しギャグだったけど。
せっかく最終回だから、最終回をネタにしたメタ的な話を期待したんだけどな。主要登場人物以外が、書き割りである理由とか、セットとしての演出が出て来る理由とか。


しかし、このシリーズは面白かった。クールなカンジのギャグが今風でヨカッタし、画面と場面を徹底的に断片化して再構成する新房監督らしさは、こんな話のないギャグの方がフィット感が高い気がした。
新房監督は、画面だけで、どうやらお話に関心がないらしい(気がする)ので、そういった意味でも、新房監督らしさが、存分に効果的に発揮された初めてのシリーズだったような。