■DARKER THAN BLACK -流星の双子-09出会いある日突然に…s大西信介c岡村天斎d大西景介g小田嶋瞳根岸宏行

◇3話遅れ。


◆ここに至ってヘイが思いを定め、一つの目標に向かって動き出して、俄然燃える話になってきたよう。素晴らしい。


◇目的をハッキリ見定められず、事象の細部に思い惑い混乱している子供子供したスオウが主人公というよりも、この物語はやっぱり、荒んだ中年?のヘイさんの再起の物語なんだ・・・・という感がすごくした回。ヘイさんカッコ良すぎ。


◇前々回より酒を断ち、前回は昔のように冷静に大食いし、今回はひげもそり落として、全力でイザナミと呼ばれている囚われのインの探索に孤独に乗り出していくヘイさん。何かを吹っ切っていく様子を手順を踏んで寡黙に丁寧に描いていてすごくヨカッタ。
さて、ヘイさんの目的は、インの救出なのか、それとも殺害なのでしょうか。


◆◆以下メモ◆◆
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・宝来部長との会話録音の中に、アンバーの声を見いだすミサキ女史。
「これを聞いているあなたは、今もどこかでヘイと繋がっているはず。・・・過去が変わっていなければね。」(アンバー)


「そのCD−ROMは内部のものなら簡単に借り受けられる。・・・それを解析ツールで開いて。」(アンバー)
「その文書はあなたに読んで欲しい。・・・そして教えてあげて。そこに至る道のりを、ヘイが・・・誰もが誤らぬようにするために。」(アンバー)


「メシエコード、UB001、アンバー。・・・未来の記憶を持つ契約者。契約者主導のテロ組織、EPRのメンバー。かつてMI6に所属。・・・天国戦争でBK201と行動していた形跡もある・・・。あの時私は、彼女のことをほとんど知らず、・・だけど彼女は全てを見ていた。・・・そして、その先のことも。」(ミサキ女史)


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・アンバーとマダム・オレイユの助言で、三鷹文書にたどり着くミサキ。三鷹文書は語る・・・
「<イザナギは偽りの水底を眺め、イザナミを待てり。イザナミは水底を渡り来たりて、やがて二人出会えり。・・・されば天つちは二つに裂かれ、地獄の門はそこへと開かん。・・・門より出でしもの、誰ぞや知れず。・・・ただ争いが果つることなく続くのみ。>・・・・荒唐無稽な話。・・・でもイザナミイザナギに出会わせるのは何か恐い気がする。」(ミサキ女史)


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・三号機関のミサキとシズメの対話。ふたりの目的は、三号機関上層部がひた隠しにする、BK201が必ず追求するであろうイザナミの所在の把握。
「とりあえず、しらみつぶしに探ってみるか。・・・課長以外にイザナミの所在を知る、その数名ってのが誰か。BK201がそっちに目をつける可能性も・・・ゼロじゃない。」(シズメ)


・一方、何者かのリークにより、イザナミの所在を知るらしい(というような文脈のよーな気がした)三号機関のハヅキとヨウコの行動が筒抜けになり、ヘイはそのリークにのったらしく、ヨウコをさらうのでした。


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・一方、シオンだとばかり思いこんでいた再会した子供が、8年前に死んだはずのスオウであると主張して驚愕するママン。
「また間違った。ママ。・・・こんな格好だからかな。僕はシオンじゃなくて・・・・。(・・・)だから、スオウだよ?」(スオウ)
「嘘言わないで・・・スオウじゃない。スオウのはず無い!・・・だって、あの子は・・・8年前に・・・死んでるのに!」(スオウの母)