■DARKER THAN BLACK -流星の双子-03氷原に消える…s吉野弘幸c&d初見浩一g村井孝司g協力根岸宏行

◇6話遅れぐらい?


◆前作のキーマンだった「シュレーダー博士」の仮説に基づいて開発したと語られる、日本語を使う謎の組織(サンゴウ機関って奴でしょうか?)がヘイに仕掛けたトラップと、第一話で兄シオンが妹スオウに託した「流星核」が反応して、どーやらスオウは「契約者」になってしまったという話みたい。


◆ところで、「契約者になる」ってのは、思春期に統合失調を患い、人格が変容してしまう様子をどーしても連想してしまう。1話で唐突に「契約者」になったスオウの同級生ターニャがまさにそう。
しかしながら、今回契約者になったと語られるスオウは、どう考えても「合理的に行動」していないし、「契約者」としての能力が発動する時以外は、フツーな感じ。


◇ああ、そうか。そうすると、ヘイがそうであったように(ヘイは、契約者だった妹のパイから能力だけを受け継いだ「人間」だったと前作の最後に語られた。)、スオウも「他の契約者の能力を受け継いだだけで、人間なんです!」ってことなのかしら。


◇ヘイのメシエコード「BK201」の星が、「偽りの星空」から「流れた」のではなく「消えた」と八丈島のミサキ署長が不思議がっていたり、今回のヘイさんが電撃を使っていなかったりする様子、また、トラップにかけられたヘイとスオウのアバンの描写(ヘイからスオウの流星核にエネルギーが流れ込んでいるようなカンジ)を見ると、スオウがヘイさんの能力を受け継いだってことの様な気がいたしました。・・・・ってことは、ヘイさんの死亡フラグだったりするの?ちょっとそれはイヤだなあ。


◆それはともかく、ヘイの雇われていたCIAも、エイプリルのM16も、ロシアも?、マダム・オレイユというおばさんに手玉に取られているという様子。(1話から声だけ出ていたけれども)この回、このシリーズ初めて姿を現したマオも、ヘイ同様に根源的な雇い主は、オレイユさんであることが仄めかされていました。


◆エイプリル亡き後のジュライは、ヘイとマオに拾われて、スオウも合わせて4人で、スオウの兄シオンの残したメッセージに従い、日本の池袋を目指すという展開になるようです。


◆◆以下メモ◆◆
=========================
・スオウの兄シオンは、日本語を使う組織に、「イザナギ」のコードネームで呼ばれている。
「任務続行。イザナギは必ず手に入れること。それが適わぬ場合、確実に消去。」(黒髪の女)


=========================
・ヘイとマオの再会で語られる彼らの雇用主の話。
「おまえは、今どこに飼われている?」(ヘイ)
「おまえと同じところだよ、ヘイ。」(マオ)
「CIAか?」
「いや!・・・・そう、あの女さ。おまえに指令の変更を伝えに来た・・・・」(マオ)

=========================
・スオウの「契約者」としての覚醒に反応する契約者達。
「目覚めたよ。」「始まるね。」「終わりが。」「始まるね。」(マダム・オレイユと一緒にいる金髪縦ロールの双子)


「始まるね。」(ジュライ)