■RIDEBACK(ライドバック)04しょう子、危機一髪s高屋敷英夫c鶴岡耕次郎d末田宣史g小谷杏子

RIDEBACKライドバック
◇1話遅れ。
◆日常の位置にいる主人公が、天才的なロボ操縦の技能で、テロによる紛争状況に巻き込まれた友達を救出し軍事組織を翻弄する話。秩序の支配者GGPに、意図に反して敵と認識されてしまう展開もいいな。


◇追いつめられた状況で、マシンとの一体感に魅入られて間違った方向に行ってしまう主人公の戦争への巻き込まれ具合も含めて、どストレートな展開だけど、それだけに燃えた。面白かった。


◆ところで、この話は、やっぱりバイクと同じレベルの日常に設定されているバイクロボだからこそのカタルシスという面が大きいように思った。話のスケールとメカ設定が丁度良くバランスしている感じです。


◇しかし、このバイクロボのメカデザインと描写の突出した無闇な格好良さがすごいよ。3Dモデリングの軽さをねじ伏せる2Dアニメと一体になった描写も素晴らしい。


◆◆以下メモ◆◆
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・ところで、ライドバックって準バイクみたいなものだけど、公道を走るのに免許はいらんのでしょーか。

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・あと、複数のニュースのスタジオと現場中継を繋いで紛争状況を演出する手つきも、日常から逸脱した情景をうまく日常にはめ込んでいて手練れの感がありました。


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「反GGP組織、BMA(ブマ)を名乗るテロリストグループのWEBサイト上に、犯行声明が出されているのが確認されました。」(テレビアナウンサー)


「血に穢れた殺戮者、ロマノフ・カレンバーク大佐の着任を我々は許さない。人質の解放と引き替えに大佐との公開討論を要求する。資格無き指導者の着任を許してはならない。」(BMAの犯行声明)