■コードギアス 反逆のルルーシュR2 18第二次東京決戦s大河内一楼c須永司d鳥羽聡g松原一之前田清明池田有g補佐坂本修司波部崇メカ総g中田栄治

◆ここしばらく、金沢にずーっと出張で、朝から深夜まで日光の入らない機械部屋にタコ詰めでした。世の中には底知れないバカがいるという事も分かったし、そんなヒトが性質的には「いい人」だったりするし、ああ、やりきれない。ワタシにはそんなヒトを責めるどんな権利があるとゆーのだ。
・・・また月末行かなくちゃ。そして柄にもない圧迫をヒトに加えて・・・・ううっ、もうカンベンしてください(泣。・・・・・何であなたはあなたなの?(まあ、相手もそう思っていることでしょうが。)


◇ところで、アニメどころか映像を見るのはひさびさなので、すると超感覚(妄想とも言う)が発動してしまうのです。


◆この回のナナリーは死んでないですね。ここでルルーシュの「根本的であるとされている行動動機(妹が幸福に暮らせる場所を作るために帝国に戦いを挑む・・・そもそも嘘っぽすぎるのだけど)」をつぶすのは、個人的には超好みな展開だけど、物語的には得策ではないと思った。


◇シリーズを通して何度も何度もシツコク語られてきたルルーシュ妹萌えのモーメントが裏返って、妹の仇と見なした敵を(本当の敵であろうがなかろうが)殺しまくり、そしてルルーシュ自身がどんどん不幸になっていく!みたいな素敵な話を、ワタシはすごく見てみたいのだけど、このシリーズは幸か不幸か、そこまでの強度がないような気がします。(見くびっていたらご免なさい。)


◆ここは、直感的に、「妹が死んだと思ったルルーシュが(自暴自棄になるか、復讐に猛り狂うかは分かりませんが)、「何か取り返しがつかない行為をしでかす」寸前に、「実は生きていた妹が現れる」的な展開にワタシは一票入れときます。


◇何で生きているかは、思考エレベータだの、アーカーシャの剣だの、テクノロジー不明の超空間な技術がある世界だもの、どーでもなるような。というか、逆に言えば、この伏線を生かす劇的なエピソードはきっと用意するでしょう。
あと、「フレイヤ」なる超兵器による「爆発」とされるものだって、「爆発」というよりは空間ごと消えたみたいな感じだし。


◆ところで、ワタシの妄想には一つ懸念があって、ピンク髪の騎士様のアーニャさんこそがルルーシュの本当の妹だった!ナナリーはシャルルの超能力で妹だと思いこまされていた他人だった!(だから死んだまま!)
そして、ルルーシュの母親の虐殺の記憶も、捏造された記憶だった!・・・みたいなスーパー素敵な展開になったりしないですよね?


◇ああ、これ、見てみたいな。これでいいよ、もう。(ダメだこの人)
個人的には「(シャーリーの件に代表されるように)エピソードの心理的な引きずり演出」がこのシリーズは圧倒的に弱いし、ルルーシュの動機も嘘っぽいし、だから、それどころか、これまでのエピソードが、ぜーんぶルルーシュの捏造された記憶であってもあんまり驚かない自分はいるのでした。