■RD 潜脳調査室10至高の話手s−intelligence−s櫻井圭記c&d吉原正行g川面恒介

◇2話遅れ。
◇人類が出会った異質で高度な知性は、深海に忘れ去られた「会話AI」のなれの果てだった・・・という、燃える話。キューブリックの2001の「白い部屋」を模した電脳空間での対話演出がツボでした。
これで、ひとつの文明が崩壊したあとに発見されるという話だったらなおワタクシ好み。


◇しかし、人間よりもより興味深い話し相手として、深海で地球のつぶやき「地球律」に耳を傾けて時を紡ぐというラストは、「地球律」がまだ話として前面にでていないので、ちょっとフラストレーションかな。


◆◆以下メモ◆◆
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・エライザについて
「エライザ・ワイゼンバーグ。今世紀初頭、MITのラボから忽然と姿を消した・・・通称、夢見せ屋だ。」(クシマ部長)
「彼女はチャット用に開発された傑作AIとして、一躍その名を馳せた過去を持っている」(ハル爺)
「複数の人間との会話ログを記憶ごと引き抜き、データベースにひたすらため込むチャットプログラム」(ハル爺)


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「始めはHALっていうハンドル名が気になったの。AIが人間とチェスをするSF映画を思い出してね。」(エライザ)