■「紅」06貴方の頭上に光が輝くでしょうs&c&d松尾衡g中村深雪

◇2話遅れ。
◆素晴らしい変則回。ものすごく面白かった。
◇劇中劇ミュージカルの稽古をするという趣旨で、舞台劇を見ているような本編のセリフ回しと演出に萌えていたら、とうとう劇中劇ではなくて!本当に本編でミュージカルを初めてしまった。


◇正確には、劇中ミュージカルを本編の六畳間を舞台に演じ始めるのだけど、現実への侵蝕感がすごく良かった。キャラクターの性格を微妙に変えているのも、目立つ俯瞰演出も、異化作用がほどよく出ていてよかったんじゃないかしら。


◇絵的にも、この難事をごまかし無く仕草で演出をつけていて、素晴らしいし、やっぱりこのシリーズは今期の当たりです。
松尾監督はワタシは初めて意識しました。カイ バの湯浅監督といい、まだまだ知らない才人がいっぱいいるなー


◆◆以下メモ◆◆
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・ユウノ先輩の自覚のない音痴っぷりが素晴らしくヨカッタ。
・彼女が、真九郎にデレデレまとわりついたり、真九郎自身も妙に積極的だったり、真面目な護衛役の女のヒトに演歌を歌わせたり、「ミュージカルをする」という大目標を前に、キャラを自在にチューニングしています。


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「見ておくといいよ?尻に敷かれる男って・・電話なのにお辞儀すんのよねえ」(タマキ)
「ホントだ・・・」(紫)