■「紅」05望みs林壮太郎c松尾衡d市村徹夫gふくだのりゆき羽田浩二

◇3話遅れ。
◆子供の子供らしい言動と対話と行動描写が印象に残る回。
◇「ユウノ先輩の妹の散鶴(ちずる)5歳」対「紫7歳」の対話が最強。紫が散鶴のゲーム機を子供らしい短気さで壊してしまうところがまずポイント。最初は責任逃れの言動をし、やがておずおずと謝る様子が浅はかで可愛らしい。
ここは、妹さん役の声優さんが上手いと思いました。


◇他にも、紫がユウノ先輩の家からの帰り道、疲れて眠くて意識朦朧な様子とか、テレビの悪い影響を受けまくりな様とかがポイントを突いていたのではないでしょうか。


◆あと、この回は、Bパート、五月雨荘での、ナベを囲んでのタマキさんの恥じらいのないヨッパライぶり、真九郎への絡みぶりが素晴らしかった。
ヨッパライのリクツの無さと、それを真面目な余り上手くあしらえない真九郎の掛け合いのちぐはぐさが味わい深い。
タマキさん役の声優さんも素晴らしいな。


◆ところで、着物姿のしとやかな感じのユウノ先輩が一変して武道の達人で主人公の真九郎よりも強いとゆーのは意外性のある設定・・・・私もおっとり美人に首締められたり、組み敷かれたりされたいとか、思わず思ってしまいました。。。。


◆◆以下メモ◆◆
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・ユウノ先輩の家業について。・・・・なんというかすごく大時代的な設定だ。
「屋敷にいるときのユウノは、うちのような殺しの家系に生まれた者の重圧を無意識のうちに感じておるのだ。・・歴史では語られておらぬ様々な事柄の、崩月一族は数えきれぬ殺生を行ってきた。オレの代でそのような殺生は行わぬと決めた。・・・力と技を絶やすワケにはいかん。故に、ユウノ、チヅルもまた人殺しの力と技を伝える役割を背負わされてしまっておるのだ。」(崩月流の当主でユウノの父)