■機動戦士ガンダム00 16トリニティs黒田洋介c&d北村真咲_キャラg今泉良一_メカg松田寛

◆第5勢力出現で、ソレスタの立場はどうなっちゃうの?という興味で繋ぐ回。
ソレスタと同じ目的を持つ勢力が、違う方法論で動き出したのでしょーか。(それにしても、毎度の如く第5勢力のヒトビトは説明しすぎな気が・・・)


◇しかし、アレだね、第5勢力のロボが明らかに「悪者」的ビジュアルなので、「超兵器」を持つ二大勢力の闘争という展開に持ち込んで、ソレスタのテロリスト的罪状を不問にする気じゃ・・・


◇ソレスタは、結構いろいろ殺戮をしているはずなのに、「「緊急時以外敵機のパイロットを殺さない」ソレスタは甘すぎる」というセリフを第5勢力のヒトに言わせてみたりしていてちょっと心配。(表現上は既に正義の味方だが)立場的にも正義の味方ソレスタになっちゃったらガッカリだよう。


◇また、「全世界と対立する「超兵器」を持つ少数武装集団」という魅惑のモチーフから、「同じレベルの兵力を持つ武装集団同士の闘争」へと話を微妙にずらしていきそうな気配もあって、これらが、物語の路線的な後退、設定した挑戦的なテーマからの撤退につながりやしないかと・・・・


◆ところで、この回初めて存在が具体的に提示された「監視者」と称する世界を外枠から監視しているヒトビトが、非常に気になりますよね。


オーバーテクノロジーな「太陽炉」の件もあるし、SF的な大技の伏線なのか、なんにも考えていないのか、さて。


◆◆以下メモ◆◆
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アレハンドロ・コーナーは、「監視者」の一員?それともその手下かしら?
・「審判の間」みたいなところで、オブジェが発言者を象徴する演出は、ちょっと古く感じられるようになってしまいましたねえ。


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・ソレスタを監視する「監視者」すら尊重して絶対視する「ベーダ」とは。
・だんだん、エヴァの「死海文書」みたいなケレンの気がしてきた・・・


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・「監視者」達の気になるセリフ。
「あの機体、ベーダの計画には記載されていないようだ。」
「どうやらソレスタルビーイングには、極秘裏にセカンドチームが存在していると考えられる。」


「だが、セカンドチームのガンダムの太陽炉はどこで作られたのか?現在稼働している太陽炉は5基しかないはずだが・・・」


「我々にも知らされていない情報があるとは・・・」
「なにかまわんさ。我々は監視者。どのように世界が動こうとも、我々にあるのは、総意によるソレスタルビーイングの否決権だけなのだから。」