■さよなら絶望先生10一人の文化人が羅生門の下で雨やどりしていた&生八ツ橋を焼かねばならぬs久保田雅史c福田道生d宮本幸裕板村智幸g西田美弥子湖川友謙

◇１話遅れ。
◇ああ、癒される。ネタ的には、ほとんど原作踏襲に見えるけれども、徹底的にデザインされた人工的で不自然な画面構成と色彩、そしてカットつなぎが非常に心地よい。

◇やっぱり、久米田先生的な「ネタ空間」と新房監督の最近の作風は相性良すぎ。
ただし、ちょっと危険なネタは瞬間で挿入される文字画面に記述したりしていて、すこーし毒がたりないかもと思っちゃった。

◇Ａパートは、「最低限文化的な」文化祭。
Ｂパートは、「小心者にとって下見は不可欠！」「世の中下見だけで終わってしまうことがどれだけ多いか！」という小ネタ集。

◆◆以下メモ◆◆
・ＯＰが歌も画面も丸ごと変更。軽快でカッコイイ。
・てっきり恒例の尾石達也さん演出かと思ったら、龍輪直征さんと宮本幸裕さん演出だった。

・ＥＤの後に、週刊絶望先生批評。枠組みは原作にあったのと同じだけど、アニメ制作レベルのメタっぽさが若干あってこういう相対化は好き。

・湖川さんがまた作監。