■精霊の守り人22目覚めの季(とき)s菅正太郎神山健治c増井壮一d初見浩一g山中正博飯野利明

◇2話遅れ。
◆Aパートは、ジグロ回想編の後編。地位も立場も捨てて親友の娘を連れて逃げた理由が結局分からない、知りたいね。という話。
チャグムはその理由がわかれば自分の運命に立ち向かえるかも知れないと言ってましたが、バルサの解釈が総括みたい。
「ジグロって人は、たとえ一文の得にならない事でも、それを出来る立場にいる人間が、それをやらないことが罪だと考えていたんじゃないかってね。・・ジグロにとっては、国の英雄で在り続けることも、名もない一人の人間を守ることも、同じだったんだよ。・・しかも、出来れば撃っ手の命すら救いたいと思っていた。・・・あたしは今になってようやくそれが分かったんだよ。あんたの用心棒をやったことでね。」


◇一斉に襲いかかる6人の「王の槍」を退けるジグロの辺りがリキ入っていて、見応えありました。


◆Bパートは、狩穴での冬の生活点描と、タンダのプロポーズ、春が近づいてきてチャグムに異常が生じる話、王宮での石版の解読の進み具合の話など。


バルサに軽くいなされて落ち込むタンダのウジウジした様子が見どころ。しかし、バルサも意外とココロ揺れ動いた模様。その様子を聞いているチャグム。


◆しかし、チャグムの体を鍛えただけでもう春なのか。トロガイ師は湯治と(恐らく)偽って旅に出て行ったけど、バルサ達は何の手も打っていない・・・?


◆◆以下メモ◆◆
・ジグロが殺した親友、計8人の「王の槍」が、バルサの8人の命を救うという願掛けの由来。


・カンバルを出立して15年目、ログサム王も死に追っ手の心配もなくなったあと、ジグロは病死。