■精霊の守り人15夭折s檜垣亮神山健治c&d新留俊哉g後藤隆幸

◇7話遅れぐらい?
◇えーと、第一王子サグムくん、死んじゃったの?ラストが曖昧だけど、エピソード演出と死相が出た表情演出、あとタイトルからするとそーなんだろーな。
しかし、気の使いすぎで衰弱してお亡くなりになるなんて初めて見たような・・・。


◇この回のストーリーラインはあと二本。ひとつは、前回地下の秘密空間に閉じこめられた星読み博士のシュガが、石版に書かれた古文書の記述と合致する気象変動から、チャグム王子が生きていると確信し旅に出る話。
シュガくんは、旅立ちの直前にサグム王子にまみえて病弱と反する気丈さに萌えています・・・。彼はサグムの死を知らずに出立。


◇もう一つは、バルサ達が、トロガイ師の「結び目」から持ち帰った情報から、卵食いと呼ばれるラルンガとは何か、古い言い伝えを求めて旅に出ることを決意する話。


この回は、どーも話を進める為の手続き優先という印象が強かった回デシタ。


◆◆以下メモ◆◆
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・シュガの読む石版の記述。
・膨大な石版文書の中から、良く目的の記述へたどり着けるものだなーと。目次があるのかしら。
<100年に一度の大いなる渇きの相は、老いたニュンガロイムが、死に行くときに起こる必然の相なり>
<母なる水の精霊が我が子たる卵に最後の恵を与えるためのニュウボウグモ(?乳房雲?)が現れる。>
<ヤクーの伝承と同様、夏の終わりを迎えたる日、精霊の守人の居住まう村の中天に、空を覆い尽くさんばかりの乳の如き雲が現れ、大地が雲を吸い尽くすが如く地上の一点に雲という雲が吸い寄せられ、局地的な大雨が降り注いだ・・・>


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・トロガイ師の情報。
「(チャグムに取り憑いたニュンガロイムの卵を狙って)どうやらナユグからラルンガなるものがやってくるらしい。」
「あいにく詳しいことは聞けなかったが、ロナロガイ達は卵食いと言っておった。だが、そもそも生きものなのかすらわからん。」


「卵は「宴の地」なるところへ行かねば孵ることが出来ないようだ。・・・」
「(それはどこなんです?という問いに)・・・それも分からん。」


「だが、いつ卵がかえるかは聞けたよ。サグの春の等しき日だそうだ。・・・春分じゃろ。昼と夜の長さが同じになる日さ。その日になったら全ては小僧本人が教えてくれるそうじゃ。」
「それまでは、小僧も大丈夫ってことらしい。卵食いが来るのはそのころじゃろう。」