■DARKER THAN BLACK -黒の契約者-21粛正の街は涙に濡れて…(前編)s菅正太郎cこでらかつゆきd鳥羽聡g武本大介小森秀人

◆スポック耳の中国人契約者も再登場するし、ノーベンバー11もアンバーに再会するべく導かれていくし、話のキーを握るっぽいパンドラのシュレーダー博士をEPRが誘拐するし、いよいよアンバーを中心に話が動き出すのかな?・・・という期待感を抱かせる回。


◆さて、この回は、謎の組織によるアメリカ大使館爆破の試みが冒頭描写されるのだけれども、これは、パンドラ所属のシュレーダー博士の誘拐先がアメリカ大使館だと(ドールを使ってとノーベンバー11は語っている。)知った、ヘイの属する「組織」が、EPRを騙ってアメリカ大使館を爆破して、混乱に乗じて博士を奪取しようとしたのかしら?


◇Bパート、同じ作りの爆弾を使って大使館の爆破を実行したヘイのチームの描写があるので、ヘイの属する「組織」が、何度かトライした説が有力。


◆だけど、アメリカ大使館を爆破した混乱に乗じて、シュレーダー博士を確保しようとしたのは、「パンドラの部隊」なんですよね。描写によると、ヘイのチームは「爆破」を請け負っただけで、博士の確保については何の指示も受けていないっぽい。
って事は、ヘイの属する「組織」と、ゲート現象の研究機関「パンドラ」は裏で実は繋がっているのかしら?


◇また、ついで言うと、パンドラのエリック西島さんは、ミサキさんの上司の黒手袋の宝来部長さんと爆破の瞬間を待っていたような素振りを見せつつ「次のシナリオへ」とも言っているので、この人達もなーんか怪しい。


◇考えてみれば、そもそも、ヘイの属する「組織」が「組織」としか呼称されてこなかったことがアヤシイかも。「組織」とは、実は・・・という展開があるのでしょーか。真実を知って、逆上するヒトビト!みたいな。


◆ところで、瞬間移動出来てもハダカは嫌だなあ・・・・と無意味に切実に思った。しかし、このヒトは、ハダカが大好きみたいでヨカッタね。


◇あと、壁の向こうの深夜のパンドラの研究施設で、ひとり暗がりで研究中、突如出現した金髪の美人裸女を見て、「相当たまっているな・・・これが終わったら思いっきり羽目を外すとしよう」と冷静に浮世離れしたレスポンスをする爆発アタマのシュレーダー博士がナイス。研究成果にハァハァ興奮しているところもヨカッタ。


◆◆以下メモ◆◆
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・爆発物を保持する契約者を捕まえたミサキ課長が、ボスに捜査状況と推測を語る。
「いずれもアメリカ大使館を標的にするように指示されたそうです。」
「EPR、一連の爆破テロを引き起こそうとした契約者集団です。・・・先ほど逮捕した男もメンバーであると自供しました。」
「が、(首謀者の手がかりを得るのに)芳しい成果は得られないかも知れません。一部記憶を改ざんされた痕跡があります。」
「以前送られてきた犯行声明文によれば、EPRの目的は契約者の存在を公にし、正統な権利を獲得することです。方法はともあれ、その目的を理解することは、正直難しくない。」
「しかし、逮捕された容疑者達には、共通した特定の記憶の欠落がありました。首謀者に関する一切の情報と共に。」
「・・・違和感を感じるのです。今回の事件は前回の彼らとは違う、何か別のモノの思惑が作用しているのではないでしょうか。」


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・ミサキ課長が、ノーベンバー11にデコピンされて戸惑うところと、牛乳とあんパンをかっくらうところもヨカッタ。