■さよなら絶望先生07仮名の告白&ある朝グレゴール・ザムザが目をさますと神輿を担いでいたs高山カツヒコc&d森義博g古川秀樹

◇1話遅れ
◆Aパート。同人誌と、マンガのネガティブな5コマ目の話。
◇前から思っていたけれども、この回も、アス×カガとか、るろ剣とか、岩井俊二の打ち上げ花火とか、(たぶん原作そのままだとは思うけれども)ネタの鮮度が微妙に古いような・・・ちょっと気になっちゃった。


◆一方、Bパート。これは、毒もあり映像的な面白さもあり面白かった。
「お祭りの空間」が、そのまま異形の「小ネタ空間」に接続していて見応えアリマシタ。
「大メディアは隙あらば、なんでもかつごうとしますからねぇ。その神輿に釣られて踊る大衆の哀れなこと!」


◇このシリーズは、不自然な「ネタ語り」を如何に、時間を持った空間として演出するかが非常に難しくて腕の見せ所なんだろーなと思っていたけれども、この回はかなり成功していると思いました。


「さあて、次は何を担ごうかな?」
「担いじゃいますか?」
「かついじゃいマスか?」


◆あと、Aパート、Bパート共通で、絶望先生の小ネタワールドで、話がグタグタになった後に、カフカちゃんが無理矢理締める展開が心地よい。
「・・・終わりです。」
やはり、無意味はいいなー。このグタグタ感が最高。