■精霊の守り人12夏至祭s櫻井圭記神山健治c&d佐山聖子g馬越嘉彦

◆(闇の住人が吸い寄せられる祭りの場である為、その生存を悟られてはならない自分たちの立場を考えて)夏至祭に行ってはいけないというバルサの言いつけに反して、男の戦いの約束を守る為に夏至祭りに向かうチャグム王子・・・という話。


◇異国人の男の子に、友達とミカドを侮辱されて毅然と抗議する様は、凛々しくて良かったんじゃないでしょうか。
でも、この回は、その分、子供らしさが少なくて(個人的には)なんか残念。もっと無邪気で子供らしい言動を見てみたい。


◆ところで、夏至祭りのディテールは、素朴な民俗を感じさせるのに成功していたと思いました。
巨大な松明の焔を家々に分けて廻るのは、豊作を祈念して来訪神を迎え入れているんですね、きっと。


◆◆以下メモ◆◆
・しかし、異国人の男の子のお父さんは可哀想だなあ。なんの落ち度もないのに、バルサに放り投げられたりして。
・ていうか、お父さんに突っかかっていったバルサの気持ちがさっぱり分かりませんデシタ。確かに、バルサの見せ場にはなってはいてカタルシスはあるのだけど。