■REIDEENライディーン25ライディーン、奪還s横谷昌宏c&d多田俊介g矢萩利幸

◆この回も盛りだくさんで、素晴らしく話の焦点がぼやけてます。このシリーズらしくて、和んじゃった。
◇一般に、物語終盤というといろんな物語のラインがひとつに結節し、ある種のカタルシスが味わえるモノですが、(状況状況で点描されてきたものの)使い捨てエピソードレベルで深堀されずに来た感情ドラマの薄い物語ばかりなので、消化不良感がいや増します。これぞ、まったりな2007年版ライディーン。(いや、その、誉めてますよ?)


◇特に、Bパート最後で悪役星人の親玉3人衆を放っておいて、いきなりロクセルと決闘し出すところが釈然とせず、爆笑しマシタ。
あと、安藤さんの最後に黙祷。まったく話が進まない、このライディーンという物語を強引に進めてくれるという意味で、唯一の頼りになるキャラクターでした。しかし、その死もやっぱり印象薄くてライディーンだなと。思いました。


◆さて、この回でよーやく碧乃さんの正体が(ほぼ)確定。ジュンキが、第21話で突然ライディーンに愛情を寄せ始めたのはこの伏線だったんでしょーか。
だけど、だから何だという気分もあるのよねえ。何か、感動的なドラマを用意してくれているのカシラ。


◆◆以下メモ◆◆
・せっかく、ジュンキのライディーン搭乗が親バレしたのに、ハハオヤの反応が物わかり易すぎて物足りない。その点、すがりついて叫ぶ栞ちゃんがヨカッタ。