■精霊の守り人05秘策、青い手s岡田俊平神山健治c別所誠d上田繁g近藤圭一

◇16話遅れぐらい?
◇第二王子の死を認め、バルサを下手人として山狩りを手配したミカド。迫る危機に、バルサは第二王子の母より貰った財宝を使い、闇の商売人に奇妙な商談を持ちかける・・・

◇倫理と正義のヒト、バルサが、人身売買の闇の商売人と結託するというのは、無理があるような・・・・
ていうか、早朝の客に対応するのがズバリ、キーマンの闇の商売人の親方だったり、宿敵らしいバルサの要求に対して物わかりが良すぎたり、なんか物足りないと思うのは私の心が汚れているせいでしょーか。


◆◆以下メモ◆◆
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・第二王子に取り憑いた水妖について、トロガイが解説。
「ありゃ、ニュンガロイムの卵だよ。」
「ニュンガロイムってのは、サグの水を飲み干すと言われる生きもの。ヨゴの連中が言うところの水妖ってやつじゃな。・・もっともヤクー人は水の精霊と呼んでおるがな。」


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・この世界のヒトビトの世界観について。
「ナユグとサグとは互いを支え合うよう、並んで存在してはいるが、双方に折り合いをつけるのは並大抵の事ではない。」(トロガイ師)
「サグというのは、確かヤクーのコトバで、この世という意味。・・しからば、ナユグというのはあの世のことか?」(第二王子)
「まったく素人はこれだから。」(トロガイ師)


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・国家の成り立ちの神話と、現在とのリンクについて。
「皮肉なものだ。水妖を退治してこの国を作ったと言うトルガルの子孫が、その卵を宿し、それが原因で自分の親に殺される羽目になったっていうんだからね。」


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・「精霊の守人」が誰なのか、タイトルに沿った真の主人公について語っている?
「だが、ニュンガロイムもバカだね。王子に卵を生み付けたりしたら、卵が危ないだろうに。」


「ニュンガロ・チャガってのはね、ヨゴのコトバに置き換えるなら、精霊の守り人って意味じゃ。(・・・)平たく言えば、水の精霊の卵がかえるまで、それを守る使命を帯びたものってことさね。・・だのに、このざまだよ。どうなっているんだろうね・・・」


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・水妖の取り憑きが、国家を危機に陥れることについて。
「もしあの卵が伝承通り水妖となれば、この地を大干ばつが襲う可能性は高い。その時お前の背中にのしかかる命の数は、この地に暮らすヨゴや、ヤクー数百万人に及ぶのじゃ。それを天秤にかけても王子を守ると言い切れるのか?」(トロガイ師)
「はい。そのうえで全て何とかしますよ。」(バルサ


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・星読み宮の地下には、膨大な石版を収めた秘密の巨大空間が・・。これは燃える。