■スカルマン05偽りの死角s水上清資cもりたけしd室谷靖g藤澤俊幸

◇8話遅れぐらい?
だいぶ放置しているうちに、本放送は終わってしまったみたいだけど淡々と見ていきます。
◆さて、前回から、登場場面が多くなってきた怪しい宇佐神主任が、青臭い怪しさと挙動不審の限りを尽くすのが見所かしら。


特に映画館で上映中に小難しいコトバを使ってぶつぶつ自分で完結してしゃべり続けるところなんて、基地外感満点で、なかなかヨカッタ。


◆しかし、スカルマンの黒幕めかした演出リードで、彼中心に話が転がり出すのかと思いきや、唐突に彼の役割が終焉を迎えたのがひどく残念デシタ。


◇神代秘書は、宇佐神主任に脅迫されていたので、彼を殺す動機があるけれども、どーもスカルマンの黒幕ではないような。
真行寺助手が姉と共に、誰かと結託してスカルマンを動かしている?


◆◆以下メモ◆◆
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・帰宅した神代秘書は、差出人不明の郵便物の中にテープを見つけて、再生。なんか神代秘書にも見ている我々にも差出人はバレバレ。
「・・・神の声を聞いた。善悪の彼岸から、支配者の証として玉座の用意を。」(声音を変えた再生音声)
「私の一存では決めかねる・・・か。いずれ神の声は我が手中にあり、時の砂は刻一刻とこぼれ落ちていく。・・玉座か、さもなければ或いは、ドクロの制裁か。・・心して決めよ。」(声音を変えた再生音声)


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・助手の真行寺徹郎が、宇佐見に尋ねる。真行寺さんは、2話前でミュータントに変身したスカルマンと通じているオトコ。
「神の声、私には聞くことはできないのですか?」(真行寺助手)
「神の声は選ばれしものの福音。お前のようなしもべに聞く資格はない。」(宇佐神主任)


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・宇佐神に食い下がって、映画館で密会することになった主人公ハヤト。彼らの前で戦前風のニュースフィルムが流れています。この作品中の、謎の舞台設定を語る貴重なシークエンス。
「第二次津軽紛争後初となる南北日本外相会談が、双方の境界線である津軽海峡洋上にて執り行われました。・・しかし、UU、ユーラシアユニオンの北陸駐留軍増強を巡って、激しい非難合戦となり、物別れに終わりました・・・」


・映画館で宇佐神はハヤトに語り、ロッカーのキーを託す。
「神楽タツオは生きていますよ。噂ではなく現実にね。」


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・キリコさんは、百鈴会の会員の中に、昔の知り合いを見つけた様子。


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・宇佐神主任は、神代秘書の差し金で、研究室を追われる。
・宇佐神主任からの声音を変えた電話を即座に見抜き、対話する神代秘書。
「・・ごっこは終わりだ。城を追われた気分はどうかね。」(神代秘書)
「どうやら、あなたを買いかぶっていたようだ。主導権を握っているのがどちらか、未だに分かっていないらしい。」(宇佐見主任)
「取引しようじゃないか。玉座の用意がある。」(神代秘書)
「忠告しておきましょう。万一妙な気を起こしたら、神の声はその効力を失う。そして・・・鉄槌が下されるのだ。ドクロの手によってね。」(宇佐見主任)


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・助手の真行寺に語る宇佐神主任。
「遂に時が来たよ。準備は・・出来ているな。・・・これは聖戦だ。避けては通れない、神への道なんだ。」


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・宇佐神さん。スカルマンの黒幕かと匂わせておいて、ドクロ男に殺されてしまいました。真行寺さんは、宇佐神さんを裏切って、ドクロ男と結託している様子。