■電脳コイル08夏祭り、そして果たし合いs磯光雄c増井壮一d岩崎太郎g新井晃一

一話遅れ。
◆浴衣を着た女子に、照れる男子・・・・・・いろんな作品で見られる演出だけど、ワタシには良く分からないや。
いっつも思うのは、普段の洋装と、浴衣との間に、男子が息を飲むような差分があるのかというところ。
なんだか、ワタシは根本的に何かが分かってないのかなあ。


しかし、この回、子分共が見とれるイサコあたりだと、髪を下ろして普段と違った印象が強調されていて、まあ、これだと納得してもいいと思った。


◇とにかく、普段見慣れない和装の様子は、雰囲気が劇的に変わり、何か新しいドラマ、普段は見ることが出来ない隠微な人格の露頭を予感させ、ドキドキするってことなのでしょう。
いやもう、どーでもいい事ですが。


◆ところで、この回は、ダイチのフミエに対する秘めたる思いが(小学校高学年の彼らにとって)さらにさらに幼少の回想を交えて描写されます。
好きだけどいじめちゃうってのは、基本ですよ。しかも、仲良くなりたいという思いが最強に高まった祭りの縁日の夜に、イサコ親分に強制されて果たし合いの宣言をする・・・・ああ、いいカンジで次回。


◆ところで、前回、廃工場を逃げ出したイリーガルを追って、学校にたどり着いたイサコの話の続きはどうなっちゃったんでしょう。
次回、フミエ達と「果たし合い」をすることが、この筋に接続するのかな?


◆◆以下メモ◆◆
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・冒頭ヤサコのナレーション。
「都市伝説によると、メガネをかけたまま眠って、夢の中であっちに入り込んでしまった子供がいたそうです。」


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・ヤサコの夢。鳥居が連なる霧の階段。気を付けろ、近くにいる、逃げろと囁く異界からの声。
「待って、あなたは何?4423ってなんなの?」


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・ヤサコの父親は、メガマスという電脳メガネの会社の社員で、大黒市役所に出向中で、ハラケンのおばちゃんは、彼の部下だとヤサコが語る。
・サッチーの名前も、「ぼく、サッチー」というセリフも、父親が考えたらしいと、恥じ入るヤサコ。


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・イサコとヤサコを、調査するハラケンのおばちゃん。学校にまで入り込んで、怪しいことをしてます。


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・交通事故で亡くなったカンナのメガネをその母親から託されるハラケン。ロックされた内容を解読してくれと頼まれる。


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・アホ男子を従えるイサコさんのドスの聞いた脅し声が素晴らしい。
「また、逆らうのか・・・?。」
「・・・なら、言うとおりにしろ。何度も言わせるなっ!」


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・縁日で、ダイチを無闇に攻撃するヤサコの幼い妹キョウコが微笑ましくてヨカッタ。ダイチにいたずらして、逃げだしハラケンに縋り付き、上目遣いで黙って見る様子。


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・縁日でイリーガルに遭遇するハラケンとヤサコ。ハラケンは、悲しげに無くイリーガルに、カンナの電脳ペット、クロエの面影を見いだすのでした。残されたメタバグ。