■銀魂50節目節目に気合いを入れ直せs大和屋暁横手美智子下山健人c&d菱川直樹g大木賢一

11話遅れぐらい?
銀魂2年目の初回。
◇今頃、この話を見ている人間も滅多にいないような気がするけど、すばらしく吹っ切れたメタフィクショナルな構造のハイテンションなギャグでした。
メタな傾向のあるこのシリーズの中でも、傑出した出来。ちょー癒されましたよ。これは見てヨカッタ。あやうく見ずに消すところでした・・・・。


◇さすが高松監督。なんという絶妙の間合いを見切った思い切りの良い作りなんでしょう。
脚本的には、今まで、横手さんの回のギャグ的ヒット率が異様に高かったので、この回も横手さんの手柄だと妄想してみました。(大和屋さんの脚本は、いっつもいい話に落とそうとする手際が悪くて失速する傾向があると思っちゃった。)


◇さて、中身。アバン冒頭から、銀魂の時間帯変更ネタとか、打ちきりネタとか、製作者の自虐的なぶっちゃけ話的ダイアローグを、主役3人に語らせて、もうこの時点で癒されまくり。


さらに、「続編のてこ入れ」というお題で、サンライズ製作だからこそ出来る「続編ガンダム」ネタから始まって(新八がVにコメントしているのは中のヒトが、ウッソくんだからですよね)、危険なヤマトネタや各種続編ネタ、、そして、無駄に力の入ったいろんな映画のパロディが次から次へと・・・・・・・笑い死にしそうになりましたよ。素晴らしい。
最近のワタシのくらーい日常の中で、久々に爆笑しました。


ところで、最後、エリザベスの中でしゃべっていたヒトは、高松監督なのでしょーか。


◆◆以下メモ◆◆
============================
・冒頭アバンの素晴らしい対話の一部
「放送始まる前はさぁ、これはぁ、ゴールデンでぇ、数字のとれる作品だぁ、とか持ち上げておいて、いざ結果が出ないとなると、手のひら返しだよぅ」(銀さん)
「オトナはみんな汚いアル。オトナなんか、嫌いネ」(神楽)
「ゴールデンからの枠移動の時も、決断早かったですね。」(新八)
「あっーというまだったなぁ・・・何が、ジャンプ読者層的には見やすい時間になったんじゃないの?だよっ。どー見ても都落ちだよっ」(銀さん)
「このままドンドン時間が繰り上げられていって、レディス4とくっついちゃうかと思ったアル」(神楽)


============================
「いっそのこと、最終回っぽく悲壮感であおるってのはどうだい?「さらば」とか「永遠に」とか「完結編」とかつけてさ。なーにまた「新たなる旅立ち」ぃとかいって、仕切直せばいいんでぇ。」


============================
・お登世さんとネコ耳アジアンの「ふたりはタマキュアSilver Soul」とか・・・・ぐあああ。