■地球へ…08震える心s根元歳三c吉田英俊dささきしょうりg須田正己
一話遅れ。
◆”卓越したヒト”キースの、言ってしまえば腰巾着であるサムの、キース萌えの心的動機付けを試みた回?
◇サムが、カンペキな優等生であるキースに、他の凡庸なヒトビト同様に劣等感を抱かず、「対等な人間関係」を築いている(ように見える)のが、原作もそうだし前々から不思議に思っていた。
劇中の、「アイツはマシーンだから」と、属性を分離して冷笑、人間性という面で存在価値をディスカウントして自分たちの領域での優越感に浸るヒトビトの描写は極端にしても、普通なら、やはり属性を分離して、せいぜい「憧れの存在」「崇拝する存在」になっちゃうんじゃないかなと思っていたのです。
◇サムが、圧倒的な優越性をキースに感じつつも、対等な人間関係が不可能になる非対称な劣等感を抱かずに済んでいるのは、サムがキースに人間的な情緒が乏しい面で、優越感を感じている為ではないでしょーか。
つまり、サムの心理は、実は、「アイツはマシーンだから」と冷笑したヒトビトと同じ出発点。
◇しかし、両者を分かつのは、彼が、キースの「愛すべき情緒欠如」を知る数少ない人間だからじゃないかとおもったのだけど、どうでしょう。
キースの人格のヒダに隠された「人間らしさ」を知るサムには、だから、キースに対して、属性の分離がおこらず、同じ人間という土俵で彼と自分を相互補完的に対等に評価できる・・・・とゆーカンジ。
その象徴が、この回ラスト、サムを見舞うキースの「元気でちゅー・・・・・・か」というシナリオなんじゃないかな、っと思ってみました。。。
◆しかし、テレビ見ているワタクシ的には、キース、優秀ではあるが、非人間的なカンジまでは演出しきれておらず、どーもうまくない。だから、キースをマシンマシン言っているヒトビトが非常に不自然で生きて来ないような気がしちゃった・・・・・・・。
◆◆以下メモ◆◆
・シロエは、キースの素性をさぐりに、マザーのメモリーバンクに忍び込み、秘密のエリアで見てはいけないものを見てしまい・・・・
・ジョミーの精神波メッセージに失神するキースをはじめとした訓練生。あれ?ソルジャーブルーってまだ死んでなかったような・・・・