■スカルマン04散歩する幽霊s大野木寛c高柳滋仁dうえだしげるg新号靖光田史亮名倉靖

一話遅れ。
スカルマンは極悪非道だなあ。前回の女優殺害もそうだし、今回も一見善良そうな大伴製薬生化学研究所の鈴木課長を射殺したうえで、モノレールの構造物から逆さづり。
彼の復讐の物語の断片が徐々に描かれてきているのだろーけど、この残忍さをキチンと納得させてくれるようなエグイ過去が説得力をもって描かれるといいのだけど。(この「説得力」がこのシリーズのキモになるんじゃないかなあ。)


◇ところで、「幽霊モノレール」という舞台仕立ての不自然さに目をつむっても、車両がきしむモノレールにスカルマンが登場し、急激に段階を踏んで室内灯が落ちていくところが、カッコよかったです。
(この「幽霊モノレール」、演出上の単なるケレンか、それともこのような「都市交通の運行を左右できる」というところに伏線があるのか・・・・個人的には、単なるケレンの気がするけど。)


◆◆以下メモ◆◆
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・大伴製薬生化学研究所の研究員の宇佐神主任が、音声モニター装置らしきものを聞きながら。
「ふはは、見つけた・・・遂に見つけたぞ。神の声を!」
・彼は、第2話で、第1話で殺された男と女優鬼塚結衣の写真を壁に貼り、壁一面のモニタに鬼塚さんの会見を映していたヒトですね。


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・そんな彼に話しかける別の研究員。(EDクレジットみると、他に登場したのが見あたらない「真行寺徹朗(バイク女の連れの男のヒト)」がクレジットされているので、この研究員が真行寺さんみたい。ED見なければ気が付かなかったよ。)
「主任、昨日の書類、目を通して頂けましたか。」(別の研究員)
「ああ・・・ふはは、これから素晴らしことがおきるよ。」(宇佐見)


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・キリコは、白鈴会の施設に、大伴市長の草加と、大伴製薬社長黒潮豪蔵の妻がいるのを写真に撮る。(キリコは、黒潮の妻だとは知らず)


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黒潮豪蔵と妻との会話
「顧客リストが流出した疑いがあってな。マサキに調べさせている。」


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黒潮豪蔵の秘書マサキのオフィスを訪ねる宇佐神主任。
「(・・・)そんなこと(マスコミが鈴木課長の死をかぎ回っていること)より、研究の方はどうなっているんだ。」(マサキ秘書)
ラクダから獅子へ、そして獅子から次の段階へと進みつつあります。・・ふはは」(宇佐神主任)


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・幽霊モノレールで、初めて、主人公御子神隼人とスカルマンが接近遭遇。拳銃を持つ老探偵のおかげで命拾い。
・しかし、スカルマン、以外と弱くて、モノレールから川に落とされてしまいました。