■地球へ…06ステーションE-1077s面出明美ヤマサキオサムcつるやまおさむd清水聡g波風立流

◇ラスト、カメラは監視カメラに据えられて、人工知能らしき存在が喋る。
「キース・アニアン。第一段階合格・・・」
・・・あはははっ、不覚にも大爆笑してしまった。
ワタシは、感性がおかしいの?
いやいや、(今までとはうって変わった)この分かり易く感情移入しやすい展開で、最後に、コントのオチのように、こんなひと昔風の付け足しミエミエの説明をされたらねぇ、ホント腹の底から笑っちゃった。・・ああ、癒されました。明日も生きていける。ありがとうございます。


◇さて、もう一人の主人公キース編の第一回は、大変わかり易いキース大活躍物語で、彼の主人公らしい正義感と、(原作とは若干性格が違うけど)萌える「裏表のない冷静さ」を描いていて、カナリ面白かったです。(思えば、ジョミーくんには、(漫画版の)最大の萌え要素である、子供っぽさが抑圧されていて、その点で乗れなかったのかも。)


話は、カンペキなオリジナル展開で、ステロな底意地の悪い先輩は出て来るわ、スウェナがキースに一目惚れしたっぽいわ、今後の学園展開に期待。


◇ところで、「衝突事故にあった宇宙船のクルーが、(保護すべき子供達もいるというのに!)爆発の危機があるのに脱出の行動を起こさず、ボーっとしていて、それをひとり助けにいくキース」という構図がなぜ生じるのか?
・・・ちょっと困ってしまったのだけど、あれですよ。宇宙船のクルーといえども、マザーイライザの指示がないと行動出来ないという行動様式ができあがっちゃっているんですね、きっと。


ええと、するってえと、宇宙のプロフェッショナルな操縦士達といえども、こんな役立たずの集団なんですか、人類は?という疑念が生じるが、まあ、いいじゃないですか。うん、どうでもいいことなんだよ。