■地球へ…04宙からの帰還s堺三保c吉田英敏d高山秀樹g中野りょうこ

◇命の価値が良くわかんないや。
300年の雌伏を棒に振っても、仲間の全滅を覚悟しても、偉大な指導者であるソルジャーブルーは、助けなくちゃいけないんですね。ミューは人材不足が過ぎるような・・・・(まあ、キービジュアルなメインキャラだし。)


◇あと、外部から後継者を招聘するにしても、(ソルジャーブルー的には)「能力の強さ」が絶対なんだ。ジョミーのスーパーマンぶりにすごく嬉しそう。


逆に言えば、ブルーは、今までのミューの仲間に物足りなさ、地球を目指す上で、圧倒的に欠けているものを感じていたってことなんでしょう。
そういった意味で、ソルジャーブルーに頼りっきりの情けないミューの一族が表現されているのが、秘蔵の戦艦を晒して全滅覚悟でのブルーの救出の行動だったのだと、考えておきました。


◇しかし、<能力の強さ>=<生命力>ってことなのだろうけど、虐げられ殺されてきた、武器を持たない民族に、「究極の人間兵器」が降臨したようにも見えてしまって、なんだかこれでいいのかなー?とも少し思ってしまった。


ああ、でも逆に、(この回までの)ウジウジしたカタルシスのない展開よりも、いっそ豪快でシンプルな闘争物語にした方が面白いかもと思う自分もいるんだよね。。。。