■天元突破グレンラガン03顔が2ったあ生意気なッ!!s中島かずきc大塚雅彦d孫承希g近岡直石原満

1話遅れ。
◇この回は、狩りの場面が印象に残りました。
極端に漫画的なビジュアルの動物たちに、(ある意味いい加減で投げやりなカンジを醸し出す作画で)牧歌的なカンジに矢が刺さり、しかしそれは確実に死んでいて、漫画的なビジュアルのまんま、やはり漫画的な動物たちに捕食される・・・・・


ああ、いいなぁ、こういう手塚先生的な漫画っぽい残酷さ。物語は、相変わらず、狂騒的で、くどくて、うっとおしい「大袈裟に励ますアニキと弱気な弟分」の物語が繰り広げられていて、あんまりついて行けていないけれども、この場面は、ハッと胸を突かれましたよ。
この場面は極端にしても、全編、漫画的な趣向の演出と作画がとっても楽しい。


◇あと、Aパート、獣人のヴィラルとカミナの肉体で得物を使っての乱戦のところの作画が印象に残った。ヴィラルの動きが特徴あってヨカッタし、カミナが、前方に両手で掲げて長い刀をすーっとサヤから出すところの極端なタメにシビレました。


◇ところで、ロボ戦の作画も相当気合いが入っているけど、狂騒的すぎてあんまりついて行けていません。だけど、テキトーにボディに突き刺してロボが合体するとゆー漫画的な理不尽さが、この作品らしいノリで、大変素晴らしかった。爆笑しつつ燃える展開。


◆◆以下メモ◆◆
・ヴィラルは、「人間掃討軍極東方面部隊長」といっていて、当面の敵みたい。


・ヨーコの腰から下の作画の充実ぶりが、相変わらず全編一貫していて非常にヤラシイ。いや、嬉しいのだけれども・・・・・


・かくて、シモン、カミナ、ヨーコとオカマのメカニック4人は、ヨーコの街を出て、獣人の本拠を叩くことを目的に、当面の旅が始まったのでした。