■エルゴプラクシー補遺05〜□■19少女スマイル/Eternal Smile

=================================
◇<エルゴプラクシー補遺>の趣旨は、こちら(要約:自分のながーいコメントレスを整理しておきたくなりましたとさ。)
◇コメント頂いた方、勝手に再利用して申し訳ありません。ご寛容をお願いします。
※なお、再録中の記述者<miyama_aruki>は、私です。


◇この回は、1人の方にコメント頂きました。コメントの並びは読みやすい様に編集しました。(文章には一切手を入れていません。)
=================================


◇以下再録の、戴いたコメントとワタシのレスは、前回の第18話「終着の調べ」についてですね。
◇18話冒頭の都市への着弾シーンが、世界のチャンピオン・プラクシーワンの創造した世界への着弾であり、再生した人類の絶滅シーンだとは、夢にもおもわず、あれこれ思案しています。<日々平穏>さん、付き合って頂いてありがとうございました。


◇ところで、この第19話は、アメリカアニメ、カトゥーンの世界に、ヴィンセント達が紛れ込む、シリーズ屈指のチャーミングで、なおかつメタ風味が濃厚な回。大好き。カトゥーン用のこだわりのSEも記憶に残ります。
「やあ、ミーの名前はウィル・ビィ・グット。ここはね。ミーがみんなの為に作った、誰もが笑顔で過ごせるところさ。」

]■エルゴプラクシー19少女スマイル/Eternal Smile_s浅山祐介佐藤大c渡辺信一郎d山本沙代g小森秀人坂本千代


★私の感想本文はこちら(2006年7月15日記述)


■■■■日々平穏 さんとのやりとり

■日々平穏 さんのコメント<その1>

『こんにちはmiyamaさん。数少ない考察サイト様に実は毎週通わせていただいておりました。ErgoProxyもう終盤に差し掛かっていますが、本当にいまだ謎だらけです。謎だらけだから目が放せないのですが。
ちなみにあのラプチャーは18話の冒頭アバンで、モスコドームの高い場所にいたっぽい、ワンが仰け反っているシーンから、モスコに着弾されたのでは。と私は思っております。19話に入ってからモスコの全体図で、抉れた大地の断片にさして氷が張っていなかったのと、リルが上空を飛ぶロケットの光を回想したりしていたので。』(2006/07/20 14:37)


■ miyama_aruki のレスポンス

『ありがとうございます。心許ないカンジですみません。
ところで、18話のアバンの都市への着弾。ワタシ、てっきり、過去の、ロムドによるモナドラクシー強奪の侵攻戦の描写だと、思いこんでました。
Aパート冒頭にある、ロムドの廃墟を、翼船で観察するビンセントとリルの会話で
「あの光だ・・あの光が・・モスコを焼き払ったのかも知れない・・・俺の過去を消す為に・・・」
「昨日今日破壊された跡ではないだろ・・・」
とあるし、続くリルの独白も、なんか、今ここにいる廃墟について語っているように思えない様な気がしました・・・
「そうか、あの光もおじいさまが・・なぜ今になって・・・新たなプラクシーを捕獲するつもりか?ロムドで何がおきている・・・・」


それに、数週間以内の着弾だとすれば、火災は未だ燻っている様な気もしますし。
また、Aパート最後に、玉座?に座ったリルによる侵攻戦の「想像」もあるので、過去の侵攻戦を冒頭、劇中で点描しているのかなーって思っていたんですね。
しかし、その仮定を検討してみると、アバンのAパート冒頭のこの場面の演出上の位置づけが不明瞭かも。誰が回想しているのか、誰の回想に連結するのかということが、明かでない過去の状況の挿入なので、いささか座りがわるいかもです。


現在のモスコの惨状に直結する、数日から数週間前の破壊という素直な見方をすれば、この場面の座りがいいことは確かですね。プラクシーワンがいたという状況も描かれているし。(再確認したところ、やっぱり、頭のツンツン具合からしてプラクシーワンっぽいですね・・・気がついてませんでした。)
だけどやっぱり、ワタシは、上記のリルのセリフに引きずられちゃうんですよー
(ところで、18話一話まるまる見返してしまって、なお面白いから、恐ろしいアニメーションですね。普通、は早送りとかしちゃうものなんだけど。)』(2006/07/21 00:48)


■日々平穏 さんのコメント<その2>

『自分の表記間違いに気づきました。話ているのはずっと18話のことです(お恥ずかしい) リルの台詞には私も最初首を捻っておりました。でも独白の中で『モスコが滅んだのはロムドが侵攻したからだと知ったらなんと思うか』、のような事を言っていたので、なんとなくリルが自分で聞いた話を頭で反芻しながら目の前の惨劇の一部は昔の物、空に見えたロケットはなんらかの駄目押し攻撃が仕掛けたられた。というふうに見ていたように解釈いたしました。おまけにプラクシーワンが雨の中濡れながら泣いているように見えた上にあの極寒の地では火災の燻りまで考えていませんでした。


考えても分からないことに慣れてしまって、単純に場面場面で見ているので以前の台詞等後になって、そうか!ということがよくありますね。何度も見返しても早送りしようという気にならないのは私も同じです。改めて1話から見返すと発見してしまうこともあるので。プラクシーワンが初期数話に実はいたんじゃないかと思える場面等等。それらが綺麗に明かされる必要もない気はしつつ、気になります。』(2006/07/21 14:26)