■天保異聞 妖奇士13地獄極楽風聞書s會川昇c錦織博d佐藤育郎g山本尚志織田広之

OPとEDが変更。
明治17年(1884年)の河鍋暁斎から始まるってのは、物語の構造を代えるって事かしら。それとも数話限定のゲスト?
今まで視点人物として39歳のユキアツがいたと思うのだけど、一クール目後半から当初の性格付けが薄くなり、心理主義的な物語設計も後退し、物語的にも支柱がなくなったカンジで迷走していたと思うのです。
個人的には当初の路線が、かなりツボだったのだけど、非常にニッチな世代を柱に普遍を語ろうとしていたのだから、人気が出にくいのも無理もない。
土曜日の夕方のターゲットは清き少年少女たちだもの。
そこに、1831年生まれ、1844年時点で13歳程度の河鍋くんをはめ込んでみるって試みだと思ってみたけどどうでしょう。


さて、この回は、吉原で遊ぶ妖士の一同に好奇心を抱いた河鍋くんに、岡っ引きの親分が、彼等を評して語るという体裁の言ってしまえば、総集編。
さて、このあとどうするのかな。


◆◆以下メモ◆◆
・妖士の普段の生業に爆笑。江戸ゲンバツさんは、トコロテンの振り売り。ところてんを二階に向けて発射するところを笑わずにいられましょうや。バカすぎるー
・アビは、猫ののみ取り屋。
・しかし、妖士は、蛮社改所の仕事だけじゃ、食べていけないのですねえ・・・・