■仮面ライダーカブト44s米村正二d柴崎貴行特撮d佛田洋アクションd宮崎剛

この回もギャグ成分控えめで(個人的には)ガッカリ。
ネガティブ兄弟コントは、コントと言うより矢車さんのやさぐれ演技を味わうカンジかな。しっかし、前から思っていたけど、矢車さんを演じている方はとても上手いなあ。これだけでも、カナリ癒されるよう。
「生きているって、空しいよな・・・」


ギャグ的には、景山さんのザビーへの執着が実を結び、いったんザビーに変身するけど、すぐやられて、アニキの元に逃げ帰る・・・・ってとこが笑いどころ。
ヤサグレた服装をやめて、ブレザーを着て登場したところは爆笑したよ。


ところで、本題は、ひよりさん天道の元に戻るの巻。
前回、擬態とされている方の天道くんが、屋上のPHSのアンテナの前で、ひよりさんの描いた絵を破り捨てるシーンがあり意味不明でしたが、あの絵には、異次元で生涯生きていくというひよりさんの宣言とは裏腹に、現世に戻りたいという切望が表現されていたんだってさ。
だから、それを感じ取った異次元の住人である擬態天道はそれを破り捨てた・・・っていう脚本だったみたい。
それにしても、一切の言い訳も、注釈もなく、いきなり裏切られた擬態天道が可哀想すぎる。ひよりさんはオニです・・・・・そりゃ逆恨みもするでしょう。


◆◆以下メモ◆◆
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・柴崎監督は、分割画面が好きみたいで、前回に引き続き目立ったかも。


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・ネガティブ兄弟メモ。ワームと劣勢で戦うZECT軍団を目にして
「・・・・かえるぞ」(矢車さん)
「えっ・・・あのワームを倒すんじゃ・・・」(景山さん)
「お前はいいよなあ・・・正義の味方の燃えかすが未だあって」(矢車さん)
「でも、アニキだって昔は・・・」(景山さん)
<いきなり景山を蹴り倒す矢車さん>
「そんなもん・・・ウジ虫にでもくわしちまえ。」(矢車さん)
<景山に背を向けてさりながら呟く>
「生きているって、空しいよな・・・」(矢車さん)


・ザビーに変身するがあっという間にやられて逃げ帰って矢車さんに縋り付く。
「アニキ・・・・オレの燃えかすも燃えつきたよ・・・・カタキを取ってくれよう」(景山)
「相棒・・・お前まだそんなこといってんのかよ」(矢車)
<腕をねじり上げる矢車さん>


「オレの相棒を笑ったのはお前か・・・オレも笑ってもらおう・・・変身」