■仮面ライダーカブト34s米村正二d田崎竜太特撮d佛田洋アクションd宮崎剛

今回もいろんな意味で壊れまくっていて楽しい。なんでこんなにおもしろいの。

矢車さんは、前回に引き続き「（どうせ）俺なんか！」精神を発揮してそのヤサグレ具合が素晴らしすぎるし、天道に、変身道具を奪われた景山さんは、天道に返してくれとすがりつき、適わないとさとるや、今度は、ＺＥＣＴの指揮官ミシマさんに縋り付くがばっさりと捨てられる。

豪雨が降る路地に、車から放り投げられて倒れ伏す景山さんに、雨にそぼぬれてうっそりと堕天使のようにうずくまっている矢車さんが、うっとりと声をかける。
「おまえはいいやなぁ・・・・景山。・・・俺が見た地獄はこんなもんじゃない・・・」
「地べたをはいずり回ってこそ・・・・・見える光があるんだぁ」
「だが、期待するな！・・・どうせ俺たちには、一生見ることが出来ない・・・・」
「・・ふふ、・・・あははははは・・・・・あはっはっはっ・・・・・・・｝

くぅー、屈指の名場面だよ。さすが田崎監督だけあって、矢車さんが、ライティングの効果で豪雨の向こう側に消えていく様子など、ここは映像的にも素晴らしすぎる。

また、今回は、天道の作る食事に魅了されて、前回初登場の、干し飯を常食としてきたレンゲさんも壊れてます。ミシマさんから天道さんに乗り換えた心の動きなど、人物描写的には薄いものの（演技もちょっと・・・）、そんなこと関係ないとゆー有無を言わせない「壊れた世界」が在るのでした。

あと、サソリライダーの神代さんの壊れ具合が、ＭＡＸに達しているような・・・。庶民の生活を見てみたいと旅に出かけ、出かけた先がいずことも知れぬ街の商店街。
その商店街で、得た庶民の服が「ランドセル&半ズボン」つまり、私達が＜THE　小学生＞と認識する服装・・・・・・・もうっ、俺を笑い死にさせる気ですかっっ・・・・あー、笑ったー。

◆◆以下メモ◆◆
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・前回の、ナイスな荒れ寺のロケーションを舞台に、カブトと対決して、アバンから飛ばしてくれる矢車さん。
「お前も俺のこと、ばかにしているんだろう？・・・笑えよ・・ああっ！」

・ザビーへの変身道具を返してくれと、天道に縋り付く景山さんに、矢車さんが声をかける。
「お前はいいやなぁ・・・・俺なんか！・・・涙もとっくに枯れ果てた・・・・」

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・あー、飯を喰らっている天道妹はいいなー、イヤされるなー

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・事務所で、ミシマさんに縋り付く景山さん。
「めざわりだな。・・・・お前だ！ココは末端の一兵士が来ていい場所ではない。」
それでもなお、見捨てないでとやっているところ、レンゲさんにワイヤーで首を絞められ止められる。・・・・そして、一目散に逃げていく情けなさといったら・・・・爆笑した！もう、景山さん大好き！

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・ワームのマミヤさんが語る前々回のひよりが消えたエリアXでの出来事。
「あの日・・・ミシマは在る男を被験者としてハイパーゼクターの実験をしていた・・・」
「だが、ハイパーゼクターは暴走し、被験者の男と、あの小娘を、時空の彼方へと吹き飛ばした・・・」
「あのとき、ハイパーゼクターの暴走によって生まれた時空のひずみが、ミシマとお前らを海へと吹き飛ばした・・・・」
「ハイパーゼクトーは今、ミシマの手にある。・・・あとはお前次第だな。天道総司」

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・ミシマの命令で天道暗殺を実行しようとするレンゲさんが、放ったワイヤーがキュウリを刻んで、サラダボウルに落ちるところ・・・・演出がヘンすぎて、爆笑したよ。しかも、間髪入れず天道に箸で何かの料理を食べさせられて、もう、笑いどころの追い打ちカンベンしてくださいっ
「・・・オムライス、夢にまで見た・・・オムライス・・・」

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・天道に籠絡されたレンゲさんは、ハイパーゼクターを盗みだし、ワーム、ミシマ、天道の三つどもえの争奪戦。ミシマの手により破壊されたかに見えたハイパーゼクターは、宙から出現。
・未来から再び作られてやって来たに違いないと天道さんは言ってます。
・これまでたまに出現してきた「ハイパーフォーム」は、未来からやって来た俺自身だとも述べてます
「俺はいつか、ハイパーゼクターを使いこなし、時を行き来できるようになる」
・再び、出現し、ひよりの絵を映すハイパーゼクター

・ハイパーキャストオフって、光りの羽が生えたりして派手だけど、なんか色合いから言うと蛾みたい・・・